『カインとアベル』月9ワースト更新“濃厚”! 山田涼介、「福山雅治に敗北」間近か?
同ドラマは、不動産会社の創業者一家に生まれた高田優(山田)が、エリートの兄・隆一(桐谷健太)への劣等感を抱きながらも、1人の女性との出会いによって成長していくヒューマンラブストーリー。第5話では、優が隆一を差し置いて新プロジェクトのリーダーに抜擢され、2人の間に亀裂が入る。さらに嫉妬心から隆一が迷走し、婚約者である梓(倉科カナ)との間にも不穏な気配が漂い始める……という内容だった。
「巨額の融資を取り付け、隆一の窮地を救ったことから、優は父であり社長でもある貴行(高嶋政伸)に評価され始めます。それによって、社内で盤石の地位を築いていた隆一が焦って貴行にすがりついたり、梓に『優のプロジェクトから外れてほしい』と頼むなど、醜態を晒すことになりました。これまでの兄弟関係が逆転して、むしろ隆一が優に劣等感を抱く展開になり、まさに物語が盛り上がってきたなという印象です」(芸能ライター)
視聴者からは、兄がおかしくなっていく描写への反響が大きく、「兄が憎まれ役になっていくのが耐えられない……」「嫉妬に狂う兄の描写が怖い」「見てるのがつらくなる」といった声も。
「いわゆる“鬱展開”の流れで、ヘタをすると視聴者離れの原因になってしまいかねないですが、物語以上に、山田の胸キュンシーンを楽しみにしている女性視聴者も多いだけに、なんとか踏みとどまってほしいですね」(同)
視聴率は初回8.8%、第2話8.6%、第3話6.9%、第4話7.0%、第5話7.6%と推移している。
「全10話予定だとすると、ちょうど最新回が折り返し地点となりますが、正直言って、『カインとアベル』は、月9ワースト作品である福山雅治主演『ラヴソング』を更新してしまう可能性はかなり高い。山田ファンも視聴率低迷には心を痛めているようで、『日本テレビだったら、もっと視聴率がよかったはず』『今のフジは何をやってもダメ』といった声が上がるなど、『戦犯=フジ』と考える人も少なくないようです」(同)
残りの話数で視聴率をアップさせ、月9ワースト更新を回避することはできるのだろうか?