嵐・相葉雅紀『紅白』白組司会は「ノーマーク」! 起用の裏側に「SMAP解散」「中居の退所」
さまざまな臆測が飛び交っていた今年の『NHK紅白歌合戦』の司会について、同局は11月12日、白組司会に嵐・相葉雅紀、紅組司会に女優・有村架純の起用を発表した。白組司会は、同じジャニーズ事務所のV6・井ノ原快彦を予想する声が業界内で多く聞かれていたが、テレビ局関係者は「相葉はほぼノーマークだったものの、ジャニーズにとっては最適の人選だった」と分析する。
「例年に比べて、今年の『紅白』には注目が集まっています。その理由は、放送日である12月31日をもって解散するSMAPの出場可否が取り沙汰されているから。司会にも、中居正広や草なぎ剛、香取慎吾と親交のあるタモリが起用されるのではないかと、期待が高まっていました。しかし、タモリがなかなか首を縦に振らないことで、NHKサイドは司会選びに難航。マスコミ内では、司会の予想合戦が加速し、昨年、白組司会を担当した井ノ原が有力視されていたんです」(テレビ局関係者)
ところが、こうした予想を覆すように、司会には相葉が大抜てきされた。相葉は、嵐として2010年から14年まで5年連続で『紅白』の司会を担当したものの、個人での起用には、驚きを覚える人が多かったようだ。
「意表を突かれたものの、有り得なくはない人選ではありませんよ。なぜならNHKは、同局への“貢献度”重視で『紅白』司会者を選定する傾向があるから。相葉は今年4月から同局の『グッと!スポーツ』でMCを担当し、10月には2020年の東京オリンピックに向けた特番『東京2020 12時間スペシャル』にも嵐メンバーの一員として出演。実績も十分です」(同)
さらに、ある芸能記者からは「相葉の起用には、SMAP解散が影響している」といった証言も。
「SMAPメンバーは、来年からジャニーズ事務所でソロ活動を行う予定ですが、中居は契約が切れる来年9月のタイミングで、退所することがほぼ決定している。そうなると、ジャニーズには“次世代のMC”を育てる必要が出てきます。嵐であれば、櫻井翔の方がMCのイメージが強いものの、彼はすでに日本テレビ系の大型音楽特番『THE MUSIC DAY』などでMCを務めるなど、すでにその地位を築いている感がある。将来の活躍を見越して、ここは相葉を司会者として推した方がいいと、ジャニーズも考えたのでしょうね」
相葉はこのチャンスを生かしてステップアップし、中居を失う事務所を支えていけるだろうか。