『紅白』、絶望的だった「タモリ起用」に一筋の光!? 2年連続で“司会者発表遅れ”の舞台裏
24日に行われたNHKの定例会見で、大みそかに放送される『NHK紅白歌合戦』の司会者が、いまだ決定していないことが明らかとなった。昨年も司会者の発表時期が大幅に後ろ倒しになっていたが、今年も同様の事態となっているようだ。そしてその裏には、やはりSMAP出場の可否が大きく影響しているという。
定例会見では、いまだ司会者発表のスケジュール調整がついていないことが明らかに。一部報道では、タモリが『紅白』の司会を務めるのであれば、公私ともに親交が深いSMAPメンバーもまた、出場することになるのではといわれていた。しかし、結局タモリはオファーを断り、またメンバー間のわだかまりも解けないことから、双方ともに出演は絶望視されていたという。
「実は昨年の司会発表が遅れたのも、NHKがタモリを司会に起用したいと、ギリギリまで交渉をしていたからといわれています。一部で『司会内定』と報じられた通り、一度は出演を決めていたのですが、先に報道が出てしまったことでへそを曲げたのか、キャンセルを申し出たそうです。そして今年も昨年同様、オファーを断るという流れだったのですが、ここに来て、『タモリへの説得が成功しそうだ』という情報がマスコミ関係者の間に流れてきました。現状では、白組司会はV6・井ノ原快彦、紅組司会は朝ドラ『とと姉ちゃん』主演・高畑充希でほぼ内定。そこに、『総合司会・タモリ』を据えたいと、NHKは今も必死にタモリにアプローチを続けているそうです」(スポーツ紙記者)
ただタモリは、「SMAP出場の架け橋」として、司会者に起用されると報じられたことに、難色を示したようだ。
「こうした報道のされ方には、本人だけでなく、その周囲もいい気はしていないそう。NHKの狙いが、SMAPであるのは明白ですが、いかに『そうではない』とタモリにアピールできるかが、司会就任のキーポイントになるでしょうね。11月中旬には、出場歌手の発表会見が行われる予定のため、昨年同様、司会者もこの場で発表される見込みです」(同)
なお、総合司会の代打としては昨年同様、有働由美子アナウンサーが控えているようで、「彼女はNHK局員だけに、事前オファーやスケジュール確保が必要ない。2年連続で、ピンチヒッターを務めることになるかもしれません」(同)という。
約半月の猶予期間で、果たしてNHKはタモリの首を縦に振らせることができるのだろうか。例年以上に「目玉なし」といわれる『紅白』だが、業界内では司会者選定に大きな注目と関心が集まっている。