SMAP・草なぎ剛主演『嘘の戦争』は、飯島氏“最後の仕事”! フジの大爆死枠で成功なるか?
草なぎ剛が、SMAP解散後の来年1月、フジテレビ系火曜ドラマ『嘘の戦争』で主演を務めることが20日、明らかになった。グループ解散が発表されてから、新規の仕事が正式に発表されるのは草なぎが初めてとなり、ネット上には期待のコメントが続々と寄せられているが、関係者からは「数字には期待できないかもしれない」と後ろ向きの声が出ている。
同ドラマは、幼い頃に家族を殺された主人公・浩一(草なぎ)が成長して、天才的な詐欺師となり、復讐を行うというストーリー。草なぎはフジの火曜ドラマと縁深く、1997年の『いいひと。』で連続ドラマ初主演を飾り、2003年『僕の生きる道』からの“僕シリーズ”では高視聴率を連発し、人気を博した。
ネット上では「解散したら干されるんじゃないかと心配だったから、ドラマが決まってうれしい!」「草なぎくんの演技好き。楽しみだな」「ここで成果を残せば、今後も安泰そう」といった前向きな書き込みが飛び交っている。
「しかしテレビ局関係者からは、解散後初の仕事が“フジの火曜ドラマ”という点で、『視聴率は大丈夫だろうか?』という声が漏れています。もともとフジの火曜ドラマといえば、午後10時枠だったものの、近年は視聴率低迷が続き、今年10月期から1時間繰り上げ、午後9時枠に変更。しかし、今月スタートした吉田羊主演の『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』は初回視聴率8.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、最新の第2話も8.0%と、やはり伸び悩んでいます」(テレビ局関係者)
昨年、3%台を連発したAKB48・渡辺麻友と稲森いずみのW主演ドラマ『戦う!書店ガール』や、最低視聴率2.8%を記録して打ち切りになったEXILE・AKIRA主演『HEAT』などもフジの火曜ドラマであり、「だからこそ、草なぎが解散直後の大事な時期に主演するには危険すぎます。ここでつまずけば、後々の仕事にも悪影響となるでしょう」(同)。
業界内で視聴率が不安視される中、草なぎは、同ドラマに「並々ならぬ思いがあるはず」(同)という。
「草なぎは15年1月期に、フジの火曜午後10時に放送された『銭の戦争』で主演しており、今回の『嘘の戦争』には、そのときと同じスタッフが集められている。彼らは、元チーフマネジャー・飯島三智氏の陣営であり、おそらくこれが飯島氏による“最後の仕事”だったのでしょうね。飯島氏を安心させるためにも、草なぎはこのドラマで是が非でも結果を残したいはずです」(同)
草なぎがソロとして最高のスタートが切れるよう、祈るばかりだ。