ANRIこと坂口杏里、Twitterでの振る舞いに見る“彼女が生きにくい理由”
『バイキング』(フジテレビ系)に出演した熊切あさ美が、面識のないANRIのTwitterをフォローしたら、いきなりダイレクトメールで、ある男性タレントの連絡先を聞かれたと、ANRIの非礼さを暴露していたが、これもまたウラが読めないANRIらしい。ANRIにとってフォロワーは味方もしくは友達であり、個人的なお願いをすることに抵抗がないのではないだろうか。しかしウラ読みすると、熊切は単に同じ芸能人だからフォローしただけという可能性があるのだ。
かつての事務所先輩・重盛さと美が、『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ)で、ANRIについて「唯一連絡を取り合う後輩だった」「借金の返済をマネージャーに申し出たが、重盛に助けられる金額ではないと言われた」と後輩思いアピールしたことについて、ANRIが「さすが腹黒い」とツイート。その後、2人が焼肉に行っていたという過去の重盛のブログも発掘され話題になった。連絡先を知っていたり、一度食事に行った程度の仲でも、「親しい」とアピールすることは、人間関係のオモテウラを知ったオトナの世界では、よくあることだ。
おそらくこれまでのANRIは亡くなった母親をはじめ、多くの大人に守られて生きてきたのだろう。でも、もう独り立ちをしなくてはいけない時期が来ている。名前の売れた若い女性が脱げば人気が出るほど、AVの世界は甘くないだろう。いっそ、重盛に弟子入りして、ウラ読みトレーニングをしたらどうか。今よりずっと生きやすくなると思うのだが。
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
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