「ベストジーニスト賞」で異例の通達!? SMAP・木村&草なぎの受賞映像「使用NG」に
11日の「ベストジーニスト2016」で、一部マスコミからジャニーズに対して、ブーイングが上がっていたという。同賞を受賞したのは、昨年と同じくKis‐My‐Ft2・藤ヶ谷太輔で、現場にはジャニーズ幹部も同席。その場で、マスコミ関係者には“ある要求”が行われていたようだ。
「ベストジーニスト賞」を開催する日本ジーンズ協議会は、2013年、これまで5年連続だった「殿堂入り」を3年に再設定。藤ヶ谷は今年で3回目の受賞で、このたび殿堂入りを果たした。
「この日現場では、主催スタッフがマスコミに対して、『歴代の殿堂入りを紹介する際、(過去の受賞者である)SMAPの木村拓哉、草なぎ剛の映像は全て使用NG』と通達したんです。それでは紹介VTRが成立しなくなると、テレビ局からは不満の声が上がっていましたね」(スポーツ紙記者)
過去、木村や草なぎ、また藤ヶ谷のほかにも、嵐・相葉雅紀、KAT‐TUN・亀梨和也も同賞の殿堂入りを果たしている。
「SMAP以外の使用はOKでした。やはりジャニーズサイドとしては、解散が決定した“SMAP”の名前が世に出ることを、極力避けるようにしているのでは。しかし、賞を振り返るVTRを作るならば、当然殿堂入りを紹介する方が自然な流れ。マスコミからクレームの声が出るのは仕方ありませんね」(同)
「ベストジーニスト賞」は、一般投票によって決まることとなっているが、ジャニーズ事務所との“蜜月”は、一般ファンでも見て取れるところ。これは「主催者サイドの“マスコミ集客”を狙っての戦略のようです」(広告代理店関係者)との声も。
「ジャニーズタレントが受賞すると、ずばり大勢のマスコミを呼べるんです。そのため主催者サイドは、飯島派、ジュリー派双方といい関係を築くなど、努力をしてきたそう。しかし一方で、ジャニーズに気を使うあまり、旬のイケメン俳優を受賞させることができない、というジレンマに陥ってしまったのも確か。そのせいでジャニーズファン以外の人からの注目が乏しくなってしまったわけです。今回、木村と草なぎの映像使用NGというゴタゴタがあったことも踏まえ、主催者サイドは、来年もジャニーズタレントを受賞させるか、検討しているようですよ」(同)
来年以降の受賞者はどのタレントになるのか? 業界内で、密かに注目が集まっている。