キムに続いて……ミランダ・カーの強盗事件も、私生活を見せびらかした結果か!?

　翌8月、ミランダは歴史ある有名ファッション誌「ハーパーズ・バザー」で、マリブの邸宅を公開。ミランダは高級ブランド、ブルガリの高価なジュエリーを身に着け、プールやピアノの上でポーズをとるなど、ため息が出るほど美しくゴージャスな邸宅内を笑顔で披露し、「男に頼らなくても相当な金持ち」「億万長者のエヴァンにふさわしいセレブ」だと話題になった。

　それだけではない。「ハーパーズ・バザー」は、ミランダの寝室で撮影した動画をYouTubeの公式チャンネルなどで公開。ミランダはパジャマ姿でリラックスしながら「すんなり眠れる秘訣」を伝授しており、ファンを大喜びさせた。この動画は20万回近く再生されている。

　今回の事件を受け、ネット上では、「警備員は気の毒だけど、狙われたのはミランダの自業自得だ」という声が高まっている。今月初めにパリの高級ホテルで拳銃強盗に遭ったキム・カーダシアンのように、「豪華な私生活を公開しすぎているから、狙われた」とみられているのだ。

　また、「現場から救急搬送されている写真」として黒人が写っていること、「TMZ」が16日に公開した写真には白人の男性が携帯で電話連絡をしている姿が写っていることから、「また黒人が必要以上に銃で撃たれたのか？」と訝しむ声も上がっており、ネット上は微妙な雰囲気になっている。

　ちなみに、英大手タブロイド紙「テレグラフ」は、ロサンゼルス郡保安局の特殊部隊「SEB（特別執行局）」のTwitterに投稿された写真を「ミランダの邸宅の警備員が搬送されている写真とみられる」と紹介。この写真の男性は黒人で「刺されて負傷した男性を搬送中」と記されていることから、警備員は黒人だった可能性が高い。しかし、現時点では、警備員や不法侵入した容疑者の人種については発表されておらず、当分、ネット上の騒ぎは続きそうだ。

　「お気に入りの家」として雑誌で紹介しておきながら、近隣住民からさっさと引っ越したことをバラされたミランダだが、婚約者のエヴァンとの仲を深めるためには必要な家だったのだろう。そのおかげで事件を目撃せずに済んだのは、まさに不幸中の幸いだったといえよう。

　キムほどジュエリー自慢をしていないミランダだが、今後、SNSに投稿する写真や動画を減らすのではないかと懸念する声がファンの間から上がっている。この手の事件は一度起こると、似たようなケースが続くものだともいわれ、しばらくはハリウッドセレブも慎重な行動を強いられるだろう。