ファン離れの一端か……ジャスティンのくしゃみ鼻水動画がファンによって拡散?
YouTubeに投稿した動画をきっかけに、世界的大スターになったジャスティン・ビーバー(22)。当時まだ15歳のあどけない少年だったが、少女たちの目には「白馬に乗った王子さま」と映り、「ビリーバー」と呼ばれる多くの熱狂的なファンを生んだ。
2010年末にセレーナ・ゴメスと交際を始めてから急速にあか抜け、美青年へと変貌。セレーナとの交際に猛反対していたビリーバーたちも時がたつにつれ事実を受け入れ、2人を「ジェレーナ」と呼び、応援するようになった。しかし、2人は別離と復縁を繰り返し、12年末に最初の決定的な破局を迎えた。その直後からジャスティンの私生活は荒れ始め、13年と14年はトラブルを起こしまくり、逮捕・起訴されるなど「お騒がせセレブ」「問題児」としてタブロイドを賑わすように。
15年1月、ジャスティンはやっと目を覚まし、自分を信じ続けてくれたビリーバーの期待に応えようと謝罪動画を公開。ニューアルバム制作に取りかかり、8月に3年ぶりとなるニューシングル「What Do You Mean?」をリリース。これが爆発的ヒットとなり、ジャスティンは歌手として完全復活を果たした。8月末に『MTV Video Music Award』授賞式でパフォーマンスした際には感極まって号泣。11月にリリースしたアルバム『Purpose』も記録的な大ヒットとなり、ジャスティンは自分を見捨てなかったファンの応援に深く感謝し、16年には世界ツアーを行うことで恩返ししたいと発表。ファンを大喜びさせた。
しかし、今年3月にツアーが始まって早々、ジャスティンはコンサートの前に行うファンとの交流会を行わないと発表。精神的な負担が原因だとし、この交流会のために高いお金を払い、VIP交流パスを購入したファンを悲しませた。5月には、ジャスティンはファンのマナーが悪すぎるとして「今後、ファンとの写真撮影には一切応じない」「動物園の動物みたいな気分になる」と宣言。車での移動中に、ファンにもらったプレゼントを窓から捨てる動画が流出し、ビリーバーを愕然とさせた。
7月に行ったニュージャージーのコンサートでは、「ステージに物(プレゼント)を投げ込むのはやめてくれ。こんなクソ、オレは欲しくないし」とピシャリ。8月には交際を始めたソフィア・リッチーの悪口をネットに書き込むファンに腹を立て、「悪口をやめないと、インスタグラムを非公開にする」と宣言。途方に暮れたビリーバーたちは、Twitterで「#sorryjustinweloveyou(ごめんねジャスティン愛してる)」というハッシュタグをつけ、謝罪した。この事態を見かねた元カノのセレーナがインスタグラムで「誰よりもあなたを愛しているファンに、怒りをぶつけるのはやめなさい」と諭したのだが、ジャスティンは逆ギレし、インスタグラムのアカウントを削除してしまった。
ジャスティンとソフィアだが、ひと夏だけの関係で、9月になると破局。その後、ジャスティンがノルウェーのファンに向かって「おまえら、マジ最悪」と暴言を吐く動画が流出した。