ローラ、おバカキャラはもう限界? 『めざまし』料理コーナー開始は賢い選択か
ローラが『めざましテレビ』(フジテレビ系)で、料理コーナー「ローラの休日~キレイになれる健康ごはん~」(毎週金曜日放送)をスタートし、話題となっている。裏番組『ZIP!』(日本テレビ系)では、“オリーブオイル使い”でおなじみの速水もこみちによる「MOCO’Sキッチン」が放送中とあって、その対決に視聴者も関心を寄せているようだ。
かつてローラといえば、天然ボケで笑いを誘う “おバカタレント”の1人だったが、いつの間に料理キャラに進出したのだろうか。
「彼女はもともとインスタグラムで数々の手料理を披露しており、実力には定評がありました。さらに性格も明るいので、料理コーナーにはぴったりの人選だといえます。芸能界には、“おバカキャラ”の新人が続々登場しているだけに、新たな武器を手に入れなければ厳しいと思ったのではないでしょうか」(放送作家)
確かに、気づけば藤田ニコルやダレノガレ明美、ぺこ&りゅうちぇるなどのおバカが、バラエティで幅を利かせている昨今。特に「藤田とダレノガレは、ハーフでおバカという点まで、ローラと重複。この枠は入れ替わりが早いんです」(同)という。
「タレント自身、常に次の展開を探る必要はあるでしょう。例えば、かつてのおバカキャラの代表格だった木下優樹菜は、結婚出産後は一般人の無礼なふるまいに苦言を呈す“毒舌ママタレキャラ”に。若槻千夏も復帰後は、“ぶっちゃけ”をウリにしています。いつまでも同じキャラを継続するのは厳しいので、年齢に応じた変化は求められますね」(同)
ローラは、昨年夏頃、本格的に歌手業に進出するといわれていたものの、音沙汰なし。そんな中、料理分野に進出したことになるが、料理であれば今後結婚出産を経たとしても、ママタレとして不動の地位を獲得しやすい武器となるだろう。“おバカ”だったはずのローラは、意外にも賢い道を選択しているのかもしれない。
(平田宏利)