夏目三久、SMAP、三船美佳……ビッグスキャンダルのウラで発生したマル秘トラブル
SMAP解散やベッキーの不倫報道など、マスコミのスクープが連発し、ビッグニュースとなって世間をにぎわせている2016年。そんなビッグスキャンダルのウラでは、人知れずマスコミがトラブルを起こしてしまったという話も聞こえてくる。中には、会社同士を巻き込む大問題に発展したものも……。今回は、マスコミ関係者にあのニュースの舞台裏を暴露してもらった。
■夏目三久「有吉と交際・妊娠」報道の記者がクビ寸前に?
8月24日付の日刊スポーツ第一面で、大々的に報じられた「夏目三久と有吉弘行の交際・すでに妊娠」報道。これに夏目が所属する田辺エージェンシーの田邊昭知社長が「事実無根」として大激怒し、大騒動に。全てのテレビ局に「後追い報道をするな!」と指令を出したほか、日刊のライバル紙であるスポーツニッポンには、夏目の電話インタビュー記事を書かせて交際や妊娠を否定させた。
「交際・妊娠報道の真相は、田邊社長の手腕によって、もはや“藪の中”。ここまで彼を激怒させた記事を書いた記者は、一時期『日刊をクビになるようだ』ともウワサされました。結局、クビは免れたようですが肩身の狭い思いをし続けることになりそう」(スポーツ紙記者)
■三船美佳、「離婚調停中の不倫」報道でスポニチが“出禁処分”に
1月1日付のスポーツニッポンがスクープしたのが、三船美佳と神田正輝の32歳差不倫愛。当時、高橋ジョージと離婚調停中だったこともあり、三船と神田はすぐさま会見を行い、2人並んで、「そういった事実はまったくありません」(神田)、「謝罪、訂正していただきたい」(三船)と訴えた。
「スポニチは2人の会見取材を拒否されたほか、神田が所属する老舗の石原プロは、スポニチに現場取材“出禁処分”を科しました。三船と近しい関係のスポニチだけに、当初は『三船側から仕組まれたヤラセ記事では?』といわれましたが、結果的には『ガセだった』ということで着地しているようです」(週刊誌記者)
■フジ、ジャニーズ事務所の指示を無視して大目玉
15年から『直撃LIVEグッディ!』や『みんなのニュース』の新情報番組をスタートさせ、他局との差別化に力を入れているフジテレビ。大手芸能事務所からは、芸能ニュースの報道にあたって、各局横並びで“条件”が設けられることもしばしばだが、「フジはそれを破りがち」(某局関係者)といわれているようだ。
「8月のSMAP解散発表の際、ジャニーズ事務所からは、SMAPの過去映像の使用には細かい条件がつけられていたのですが、フジの『Mr.サンデー』などは、それを無視。好きなように編集し、事務所の怒りを買っていました。さらに今年2月頃、嵐のCMロケ地がファンの間で話題になったのですが、フジではそれを取り上げる際に、事務所の意向を無視して嵐のCM映像を使用し、抗議を受けたそう。フジは嵐の冠番組『VS嵐』を放送中なのに、情報番組の制作サイドは、そういった関係性を無視して、好き放題やっているようですね」(同)
数々の芸能スキャンダルで盛り上がりを見せた今年も、残り3カ月弱。さらにビッグニュースが舞い込んでくるのか、注目していきたい。