「SMAP自体は眼中にない」TBSが仕掛ける“中居バックアップ体制”の舞台裏
SMAP解散により、テレビ各局の冠番組の存続が不安視されている。しかし、TBSに限っては、来年以降も“安泰”なのだという。同局はSMAPが解散へ向かっていることをいち早く察知し、対策を取っていたようだ。
「SMAP解散報道で名前が出てくることもある、Aという元プロデューサー職の局員がキーマンとなっています。飯島三智元チーフマネジャー、そして中居正広と長年ツーカーの関係で、今年2月時点で『中居正広の金曜日のスマたちへ』のタイトルを『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』にほぼ独断で変更。グループが解散してしまえば、番組名に“SMAP”というワードが使用できなくなることが懸念されるだけに、TBSは先見の明があったというわけです」(テレビ局関係者)
そんなAプロデューサーが今年4月、番組制作の現場から別部署へ異動になったという。この突然の人事に関しては、局内で諸説飛び交っている状況のようだ。
「同時期、テレビ各局では、かつて飯島派だったプロデューサーが次々と異動になっており、敵対関係にあった藤島ジュリー景子副社長からの圧力説がささやかれていました。いくらジャニーズ事務所といえども、局本体の人事への強制権はありませんが、タイミングを考えると『Aさんももしかしたら……』などと、今でも局内でウワサされています」(同)
しかし、現在でもAプロデューサーは制作現場に大きな影響力を持っているため、「中居をバックアップする」というスタンスは、今後も継続されるようだ。
「TBSはもはや、SMAP自体は眼中になく、あくまで中居1人を支援していくスタンス。また、かねてからTBSは飯島派寄りといわれていましたが、一方で、別のプロデューサーが、藤島ジュリー氏とも現在蜜月関係にあるそう。各局が、ジュリー氏のご機嫌を伺ってSMAPメンバーの起用を見送るか、それとも起用し続けるか、どっちつかずの状況の中で、TBSは早々に中居とジュリー派タレントを押さえることに成功しています」(同)
いまだにSMAPメンバーの来年以降の動向は「誰にもわからない」(同)というが、少なくともTBSの番組では、今後も中居の姿を見ることができそうだ。