「笑顔がこわばっている」SMAP・香取慎吾、物議を醸した“ネガティブすぎる”会見記事
SMAP・香取慎吾が9月27日、都内で行われた「平成28年産宮城米説明会」に登場した。解散発表後、メンバーで初めての記者会見登場とあって、会場には多くのマスコミが駆けつけたものの、香取はSMAP解散に関してコメントはしなかったという。しかし、この会見のスポーツ紙報道をめぐって、ファンや業界関係者が騒々しくなっているようだ。
「会見の前後、ジャニーズの広報担当者は御用達テレビ局のスタッフやスポーツ紙記者に、『香取が印象よく見えるように報じてちょうだいね』と要請していました。これは毎度のことで、当然全社とも従うのが慣例になっています」(テレビ局関係者)
しかし、スポーツ紙の中で、最も大きな紙面スペースを使って、香取の会見を報じた日刊スポーツの記事には、「香取の笑顔は、こわばっているように見えた」「司会に『元気いっぱいですね』と声を掛けられてもどこか硬さのある表情が印象的だった」など、ジャニーズサイドの要望とは正反対の香取のイメージをネガティブに捉えたような表現が並んでいた。
「一部週刊誌は、香取について『抑うつ状態』の可能性を指摘しており、日刊スポーツの記事内容はこれを連想させるもの。ジャニーズサイドは、各マスコミに“香取がSMAP解散を強く主張した”という情報を幾度となく流しているだけに、SMAPファンからは『悪意満載の記事』『事務所が指示して、慎吾を悪く書かせたに違いない』といった批判が噴出しました。しかし実際は、日刊スポーツこそ、ジャニーズの意向に反旗を翻す記事を書いていたわけです」(同)
ジャニーズも、こうした情報統制が当たり前のように行われていることが、すでに世間に知れわたっていることは「重々理解している」(ジャニーズに近い関係者)という。
「それだけに、ここ最近はマスコミへの圧力のかけ方も軽減されているようです。日刊スポーツにあっさりと要請を却下されてしまったところをみると、事務所としての影響力自体も相当低下しているのでしょう」(同)
10月8日には、稲垣吾郎が出演映画『少女』の初日舞台あいさつに登壇予定だが、ここでもジャニーズと各マスコミの“戦争”が勃発するのだろうか?