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[ジャニーズ・メディアの裏側]

「嵐じゃなければとっくに打ち切り」局関係者が明かす、『嵐にしやがれ』視聴率低迷の裏側

2016/09/26 08:00
久しぶりに、イジられ倒す櫻井翔が見たい……!!

 嵐の冠番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)の視聴率低迷が止まらない。リオデジャネイロオリンピックのメダリスト選手が出演した9月3日放送回は、平均視聴率10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と健闘したが、日テレ関係者も「それ以外は相変わらず不調続き」とため息を漏らしているという。

「テレビ業界内で、嵐の番組の低視聴率が問題視されて久しいですが、3日の『しやがれ』は2ケタを記録。しかし、この日はレスリングの伊調馨選手や太田忍選手、重量挙げの三宅宏実選手など、リオで活躍したメダリストが6人も集結していただけに、この数字は当然でしょう。しかし翌週の10日は一気に7.3%に転落し、その次の17日放送回も8.0%と低迷しており、同時間帯最下位も決して珍しくなくなっています」(テレビ局関係者)

 そのため、関係者の間では「こんな数字、嵐じゃなければとっくに打ち切りだ」と、悲壮なムードが漂っているようだ。

「嵐には、もっと体を張った企画に挑戦してほしいというのが局の本心。日テレといえば、TOKIO出演の『ザ!鉄腕!DASH!!』、NEWS・手越祐也出演の『世界の果てまでイッテQ!』など、ジャニーズタレントがアイドルらしからぬ企画に挑戦する番組が人気を博していますが、藤島ジュリー景子副社長は、嵐にはこうした企画はやらせないという方針のよう。その影響から、最近の『しやがれ』は、当たり障りのないグルメ企画ばかりになってしまい、結果的にファンや視聴者の反応もイマイチという悪循環に陥っています」(同)

 7月に放送された、フジテレビのバラエティ特番『嵐ツボ』も、メンバーがそれぞれ未知の世界を体験するべく大掛かりなロケを慣行したが、「大野智が四ツ葉のクローバーを探したり、二宮和也がパンダの撮影をしたりというぬるい企画ばかりで、ファンからも『つまらない』『こんな企画で忙しい嵐をロケに連れ回さないで!』といった批判が噴出。視聴率も7.9%と、せっかくの特番にもかかわらず、大爆死に終わってしまいました。SMAPは体を張る企画も率先してやっていたので、テレビ局関係者の中には、『SMAPはやっていたのに……』といった嫌みを口にする者もいます」(同)という。

 また現在、二宮出演の『ニノさん』、相葉雅紀出演の『天才!志村どうぶつ園』(ともに日本テレビ系)など、ピンでの番組出演も多い嵐だが、局側はさらにこういった番組を増やしたいと考えているようだ。

「それでもジュリー氏は、5人セットでの出演を要望してくるんです。その方がファンも喜ぶし、ギャラも5人分となるのでいいことずくめでしょうが、『しやがれ』の視聴率が低迷している今、局側にはデメリットが多い。このままでは、『嵐は起用しづらいグループ』というイメージを持たれかねません」(同)

 大爆死した『嵐ツボ』も、今後は不定期ではあるものの、レギュラー化するといわれている。各局は視聴率問題に頭を抱えながら、いつまで嵐を起用し続けるのだろうか?

最終更新:2016/09/26 08:00
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