アンジーとの離婚原因は、ブラピのマリファナ&飲酒癖のせい? 側近も否定せず……
美男美女カップルとして世界中の羨望を集めていたアンジェリーナ・ジョリー(41)とブラッド・ピット(52)が、離婚に向けた手続きを開始したことが明らかになった。裁判所に離婚を申請したのはアンジェリーナで、ブラッド側は「あまりにも急なことで驚いているが、子どもたちの幸せを最優先させたい」と語っている。
2004年夏に、映画『Mr.&Mrs.スミス』の撮影で意気投合し、交際をスタートさせたアンジェリーナとブラッド。当時、ブラッドはジェニファー・アニストンと結婚していたが、05年1月に離婚すると発表。子どもを欲しがったブラッドが、キャリアを優先させるジェニファーに愛想を尽かした頃、シングルマザーとして養子を育てながら女優業を続けるアンジェリーナが現れたといわれているが、不倫は不倫。世間から「ジェニファーがかわいそう」「略奪愛のくせに」と大バッシングされた。
その後、2人の間に生まれた赤ん坊をお披露目した雑誌から得た700万ドル(約7億1,000万円)を超えるギャランティーをチャリティー団体に寄付したことで、彼らを見る世間の目が変化。出産前から意欲的だったアンジェリーナの慈善活動もますます活発になり、ブラッドも「アメリカで全ての人が法的に結婚できるようになるまで、自分はアンジェリーナとは結婚しない」と発言。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)を味方につけた。
07年には3人目の養子となるパックスを迎え、08年7月には双子を出産。お披露目した雑誌から得た1400万ドル(約14億2000万円)のギャラは再び寄付し、「慈愛に満ちたカップル」「ハリウッドのロイヤルファミリー」「セレブの鑑」と全米から持ち上げられるようになった。
一方で、10年以降、破局のウワサが度々流れるようになった。13年2月には遺伝子検査によりガン発症確率の高いことが判明したアンジェリーナが、乳がん予防のため両乳腺を切除。これにより2人の絆はより一層深まり、14年8月にフランスで挙式。晴れて夫婦となった。
そんな2人が、出会ってから12年の関係にピリオドを打ったのである。米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が入手した離婚申請書によると、アンジェリーナが離婚を申請したのは今月19日。結婚した日は14年8月14日、別れた日は16年9月15日となっている。6人の子どもたちの法的親権は共同で、身上監護は単独(アンジェリーナと一緒に住み、ブラッドと面会する)、弁護士費用はそれぞれが支払うことを要求している。