「SMAP潰してまで嵐か」NHK『東京五輪』特番、嵐の出演決定にSMAPファン大荒れ
10月10日にNHKで放送される特別番組『東京2020 12時間スペシャル→2020』に、嵐が出演することが明らかになった。4年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けた特集で、嵐は約12時間にわたって放送される番組のフィナーレを飾るという。名誉ある大役を務めることになったが、ネット上ではSMAPファンを巻き込んだ大論争に発展している。
嵐は10日の午前8時15分から放送開始する『東京2020 12時間スペシャル→2020』の中で、『嵐スタジアム』(午後7時30分スタート)に出演。クイズやゲーム形式のコーナーが行われるといい、今年4月から『グッと!スポーツ』(同)でMCを務めている相葉雅紀は「日本中の皆さんにたくさんの希望が届くよう、精いっぱい頑張ります」などと、意気込みを語った。
このニュースを受け、複雑な感情を抱いたのはSMAPファンだ。
「SMAPは昨年11月、日本財団が運営する『パラリンピックサポートセンター』の応援サポーターに就任。会見では中居正広が、SMAPの“P”について『パラリンピックのP』とジョークを交えつつ、20年の開催に向けて全面協力すると宣言しましたが、解散発表によってグループでのサポートは不可能となりました。そして先日、嵐・櫻井翔が来年1月放送の特別ドラマ『君に捧げるエンブレム』(フジテレビ系)で、車いすバスケットボールの選手を演じることが判明。9月8日付のサンケイスポーツが『20年パラリンピックへの架け橋に!』と報じたことからも、SMAPファンはパラリンピックの応援サポーターが“嵐になるのでは?”と、不安視していたんです」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、NHKの特番とはいえ嵐が4年後の東京オリンピック・パラリンピック特番の“顔”に起用されただけに、SMAPファンは大激怒。このタイミングで嵐に五輪関連の仕事が舞い込んだのは、ジャニーズ事務所のメリー喜多川&藤島ジュリー景子副社長の“狙い”があったと感じたようで、「パラリンピック特番……やり方があからさますぎ」「嵐がイヤとかじゃないけどパラリンピック番組やるのはすごい複雑。結局、SMAPを解散させたのは、パラリンピックの枠がほしいだけ?」「SMAP潰してまで嵐を起用させたかったのか」といった声が続出。
SMAPファンが嘆く一方で、ジャニーズファンからは日本財団パラリンピックサポートセンターとJOC(公益財団法人日本オリンピック委員会)やNHKの番組は「まったく別の話」という反論も出るなど、物議を醸している。
「オリンピック特番に関わると発表された嵐についても、『ある意味で被害者』『JOCとパラリンピックは別とはいえ、風当たりが強い時期の発表で気の毒』『こんなタイミングでパラリンピックに関わったら、嫌でもSMAPと絡められる。嵐が可哀想』などと、同情の声が上がっています」(同)
日本財団はSMAPの解散が発表された際、個人活動に切り替わるメンバーに関して「引き続きパラリンピックを盛り上げるためにご協力いただきたいと考えております」とのコメントを発表していた。心の整理がついていないSMAPファンは多いようだが、今後はSMAPメンバー、嵐ともども4年後の東京オリンピック・パラリンピックを盛り上げていってほしいものだ。