マイリー・サイラスが「二度とレッドカーペットは踏まない」と決別宣言
また『ズーランダー』とは、アメリカで人気のコメディアン、ベン・スティラー主演・監督・脚本の大ヒットコメディ映画で、主人公はファッション界のトップ男性モデルという設定。キメ顔でレッドカーペットを練り歩くシーンが多くあり、マイリーは「レッドカーペットは、あの手のアホがやること。喜劇以外の何ものでもない」という意味で引用したのだろう。
マイリーは昨年、「今の自分には必要ない」と、ディズニー・チャンネル時代からの付き合いがあるパブリシストと決別した。セレブのパブリシストとは、世間や企業などにうまく自分をPRしてくれる広報担当者のこと。広報戦略など全てを任せるため、大きな発言力を持つ。今回の特集記事では「パブリシストは雇っていないため、マイリー自身がインスタグラムでファンに向けて自分をPRするようになった」と説明している。
リアムと復縁するまで、過激で異様な写真ばかりだった彼女のインスタグラムには、現在シェルターから引き取った犬や猫と触れ合う写真、政治的な考え、LGBTへのサポート、プライベートや仕事の写真、家族やリアムとの写真など、温かみのある写真が多く投稿されており、評判は良い。
今回のインタビューでは、スナップチャットなどの新たなSNS、「ポケモンGO」といった最新ゲームには疎いと素直に明かし、好印象を与えたマイリー。米の子ども向けチャンネル「ニコロデオン」主催の『キッズ・チョイス・アワード』は紫色のパープルカーペット、米MTV主催の『MTV Movie Award』は紫やブルーなど、レッドカーペットではない年が多い。レッドカーペット引退宣言をしたマイリーが、赤以外のカーペットは踏むのかどうか気になると報じる米メディアも多い。今後はレッドカーペットではなく、今回のように雑誌やサイトのインタビューで自分の言葉を伝えることとなりそうだ。