芸能
出川見たさに見ちゃうんだけどね

絶好調『イッテQ』、人気ピーク終了? 「スタッフいじり」蔓延は「フジの二の舞」か

2016/09/18 10:00

 さて、今年で放送9年を数える『イッテQ』だが、最後に業界内に伝わるジンクスを紹介したい。

「バラエティは10年が賞味期限といわれています。例えばこの『イッテQ』の枠で以前放送されていた『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』は1985~96年と11年で幕を閉じている。また『特命リサーチ200X』も、リニューアルされたセカンドシーズン含めても96~2004年までと8年で打ち切られています」(テレビ誌ライター)

 ほかにも、同じ日テレでは、92年にスタートし、最高視聴率30.4%を誇った『電波少年』シリーズも11年目の03年で終了。97年に産声を上げて人気を博した『どっちの料理ショー』も徐々に低迷し06年で終了。10年の壁を越えられなかった。
 
 他局ではTBSのバラエティ『リンカーン』が05~13年と開始8年目で打ち切られている。また今年2月、フジの『ペケポン プラス』が終了したが、前身番組『ペケ×ポン』時代を含めて9年間で幕を閉じた。『はねるのトびら』(フジテレビ系)も01~12年と11年で終了。テレ朝の『もしものシミュレーションバラエティー お試しかっ!』も08~15年と7年で終わっている。

 つまりこうした歴史に鑑みると、『イッテQ』は今まさにピークを迎えているか、実は緩やかな下り坂に差し掛かっていると言ってもいいだろう。もちろん、イモトの「登山部」企画でまた盛り返していくことも予想されるが、さらに15年20年と続き、超・長寿番組の仲間入りを果たせるかどうかは、メンバーの世代交代と、さらなるヒット企画誕生を待つしかないのかもしれない。
(後藤港)

最終更新:2016/09/18 10:00
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