「嵐より関ジャニ∞使いたい」日テレ局内で高まる、ジュリー氏“嵐最優先”姿勢への反発
ジャニーズ御用達のスポーツ紙などで、“ポストSMAP”として、嵐の名前が浮上しているが、マスコミ関係者の間では賛否が飛び交っているようだ。嵐の番組を多数擁する日本テレビは、嵐ではなく「関ジャニ∞を推していきたい」と考えているというが……。
現在日テレでは、嵐の冠番組『嵐にしやがれ』のほか、櫻井翔が月曜キャスターを務める『NEWS ZERO』、相葉雅紀がレギュラー出演する『天才!志村どうぶつ園』、二宮和也のMC番組『ニノさん』を放送中。対する関ジャニ∞は、冠番組こそないものの、『ヒルナンデス!』に横山裕、また『月曜から夜ふかし』に村上信五がそれぞれレギュラー出演している。
「日テレは、SMAPやKis‐My‐Ft2ら、かつて“飯島派”と呼ばれたタレントよりも、TOKIOや嵐といった“ジュリー派”のタレントを多く番組に起用してきました。かなりジュリー派寄りの局だったといえるでしょう。特に、ジュリー氏がイチから育て上げた嵐との付き合いは古く、2001年開始の『真夜中の嵐』から現在まで、嵐の冠番組を放送し続けています」(テレビ局関係者)
そんな日テレ局内で今、「嵐よりも関ジャニ∞を推していきたい」という声が強まっているという。
「嵐の番組が視聴率不振であることはゆるぎない事実。7月23日放送の『嵐にしやがれ』は、6.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と“消費税割れ”してしまい、低迷している印象が拭えません。日テレとしては、いわば“ヨゴレ仕事”でもやってのけられる関ジャニ∞を使いたいそうですが、ジュリー氏はとにかく嵐が再優先で、バラエティでもドラマでも、関ジャニ∞をはじめ、他グループは二の次扱い。現状、嵐の視聴率がアップしない限りは、関ジャニ∞の看板番組を作ることはほぼ不可能のようです」(同)
さらに、もし日テレで、関ジャニ∞の冠番組が生まれたとしても、「ジャニーズは年功序列に厳しい体質なので、『嵐にしやがれ』の視聴率を上回ってしまうことは、絶対に許さないはず。芸能界全体でも、こういった考え方は珍しくなく、むしろ当然という風潮があるので、日テレもそれに従わざるを得ないでしょうね」(同)とか。
テレビ各局、またジャニーズ事務所に関しても、SMAPの解散後にクリアしなければならない課題は山積みのようだ。