ジャニーズ事務所、SMAP・香取慎吾の「メンタル不調」をアピールする裏事情
SMAPの解散について、さまざまな報道が飛び交う中、最近は香取慎吾の不安定な精神状態を心配する記事が増えている。関係者はその原因について、「ジャニーズ事務所がさかんにその情報を流しているから」と語る。
「正式に解散が発表されるまで、マスコミ関係者の間では、年内にSMAPの25周年コンサートは開催されるのか? について注目が集まっていました。5月の時点では、『女性セブン』(小学館)が、『ツアーの会場探しが始まっている』などと報じていましたが、7月発売の同誌は一転、『コンサート中止』を報道。その理由は、香取が強く拒否したことにあると報じ、マスコミ界隈では“香取の乱”と話題になっていました」(テレビ局関係者)
そして、時を同じくして“香取のメンタルが危ぶまれている”といった記事が続出するようになった。
「この情報をマスコミ側に流しているのは、ほかならぬジャニーズサイドです。各社の取材に対して『分裂騒動がきっかけで、香取は精神をやられてしまった』『カウンセラーを付けている』などと回答しています。『過激な報道のせいで、香取がさらに追い詰められたらどうするの?』とけん制したかったのでしょうが、逆に、記事にされてしまい香取の精神状態が世間に知れ渡った。精神科医に香取のメンタル状況を分析させるメディアも出てきたほどです」(同)
3月の時点で、香取が主演ドラマ『家族ノカタチ』(TBS系)の打ち上げの席で「自殺」という言葉を口にしたと報じられていたほか、「香取が繊細な性格だというのは、昔からよく知られた話」(同)だけに、ジャニーズの言い分はより“リアル”なものとして広まっていった。
「とは言いつつ、一連の騒動で、ジャニーズが香取の精神面の不調をやたらアピールするのは、やはり“SMAP解散の戦犯”に仕立て上げようとしているからでしょうね。加えて香取を盾にして、さまざまな批判を回避しようと企てているのかもしれません」(同)
最近では「不眠状態」とも報じられており、心身ともに心配されている香取。この状態から抜け出すには、やはりジャニーズ退所という選択肢しか残されていないのだろうか?