SMAP『紅白』出場の最終兵器は「タモリ」!? NHKがたくらむ“一石二鳥プラン”とは?
SMAPの『NHK紅白歌合戦』出場の可能性について、さまざまな臆測が飛び交っている。NHKサイドは出場オファーをする意向だが、ジャニーズ事務所は現状「100%ない」と見解を示していると報じられ、なにより、夏の大型音楽特番への出演を辞退したメンバーが、出場を了承するとは考えにくい状況だという。そんな中、28日発行の東京スポーツは、タモリの司会起用が、SMAP出場を後押しすると報じた。
同紙によると、タモリはSMAP最後の花道のため、自らNHKスタッフに「(司会を)やるよ」と申し入れたという。
「タモリは、香取慎吾や草なぎ剛とのプライベートでの交流がたびたび伝えられているほか、中居正広のことも、自身の後継者にしたいと考えていると同紙に伝えられており、この話はテレビ局内でも広まりつつあります。そんなSMAPと親密な関係を築くタモリだけに、自身がNHKとSMAPの橋渡し役となり、SMAPに『紅白』へ出場してもらい、新たなスタートを切ってほしいと思ったのかもしれませんね。NHKとしては、タモリの司会起用は悲願であり、さらにSMAPの出場まで決まるかもとあって、まさに一石二鳥のプランだそうです」(テレビ局関係者)
しかしSMAPの『紅白』出場に関して、ファンからは賛否両論の意見が出ているようだ。
「25周年コンサートやパラリンピック応援サポーターなど、消滅してしまった仕事も多いだけに、『最後のケジメとして、紅白に出場してほしい』という声も上がっていますが、一方で『紅白に出るなんて、晒し者にされるだけ』という声もあります。出場反対派のファンの中には、NHKに対して『さよならステージなんて見たくない』『SMAPにオファーしないでほしい』などと、直接要望を送る者も現れているそうです。NHKとしては、正式出場がかなわなくとも、当日のサプライズゲストなど、どんな形であっても出演は取り付けたいところでしょうが」(同)
タモリの司会起用は、SMAPを出場させるための説得材料にはなるだろうが、やはり最終的にはメンバーの意志が再優先されるはず。解散までの4カ月、NHKとSMAPは、水面下で攻防戦を繰り広げることとなりそうだ。