妻が寄付するといっていた離婚示談金をジョニー・デップが直接団体に送ったところ、妻側が猛抗議!
先週、示談が成立し、あとは離婚成立を待つばかりと思われていたジョニー・デップとアンバー・ハードが、再びカネをめぐる醜い争いを繰り広げている。
アンバーが離婚を申請してからというもの、ジョニーの母とアンバーの嫁姑問題やジョニーのDV疑惑などのさまざまな問題が露呈し、泥沼離婚劇の様相を呈していた2人。アンバーが月5万ドル(約500万円)の配偶者手当を要求したことから、そもそも結婚自体が「アンバーの売名と金目当て」「DV被害も自演なのでは」と疑惑の目を向けられるように。世間の冷たい視線に耐えられなくなったアンバーは、「配偶者手当はいらない」と申請を取り下げ。その後、8月12日に泥酔したジョニーが激怒しながら物に当たっているショッキングな映像が流出した。
3日後の15日には、隠し撮りした直後、ジョニーが大暴れして指先を切り落としたというグロい写真、アンバーの浮気を疑うジョニーが切り落とした指をペンキに浸し、「主演:ビリー・ボブ・ソーントンと尻軽アンバー」と鏡に殴り書きした写真が流出。このケガのためにジョニーの主演映画『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッド・メン・テル・ノー・テイルズ』の撮影が中断されたと伝えられ、世間もドン引き。「負傷した指を長時間そのままにしていたのは、アルコールとドラッグでハイになって、痛みを感じなかったから」という情報も加わり、ジョニーのイメージが大幅にダウンした。
これにはジョニーも参ったのか、翌16日に2人は突如「示談が成立した」との声明を共同で発表。アンバーは金目当てではない、ジョニーもDV男じゃないとそれぞれが強調しつつ、アンバーは示談金をチャリティに寄付することを明かした。この件をめぐる報道で、ジョニーはアンバーに700万ドル(約7億円)を支払うと伝えられたが、ネット上では、「月5万ドルの配偶者手当を求めていたアンバーが、700万ドルで満足するわけない」「婚前契約を結んでいないのだから、もっと取れるはず。報道されないだけで、もっともらっているのでは?」「さらにヤバい隠し撮り映像があると脅迫されたんじゃないか」と新たな疑惑を生むことになった。
「銭ゲバ女」と陰口を叩かれることにうんざりしたのか、アンバーは18日、「私にとって、お金は重要なものじゃない。チャリティで人を助けられること以外は」「離婚で得た700万ドルは、全て寄付します」と発表。DV被害者を支援する「ACLU」という団体とロサンゼルスの小児病院に、全額寄付すると明かした。
この声明でさえも世間のアンバーに対する悪いイメージを払拭することはできなかったのだが、次第に「離婚は決着したのだから、これ以上叩いても気の毒」という空気が漂うように。19日にアンバーがロンドンで女優マーゴット・ロビーとカーラ・デルヴィーニュと遊ぶ姿が、22日にはジョニーがスペイン・イビサ島でリラックスする姿がパパラッチされ、2人の離婚騒動もこのまま過去の話になっていくものとみられていた。
しかし、25日、ジョニーがアンバーに再びパンチを食らわせたのだ。