ジャニーズに“上納金”で「SMAP円満独立」決まっていた――香取・木村こじれた感情の舞台裏
解散騒動をめぐって、「木村拓哉VS他メンバー」という対立関係が、盛んに報じられているSMAP。当初は5人揃って元チーフマネジャー・飯島三智氏とともに、ジャニーズ事務所から独立するはずだったにもかかわらず、木村が反旗を翻したことで状況が激変したという。さらに、26日発売の「週刊新潮」(新潮社)報道では、元々ジャニーズと飯島氏の間で、昨年時点で独立が認められていたことが判明した。
「これまでも報じられてきた通り、メンバーの中でも特に飯島氏を慕っていた香取慎吾が、現状に絶望してモチベーションを失ったといいます。『新潮』記事では、香取は木村の名前を聞いただけで、過呼吸を起こすようなってしまったとも伝えられています」(スポーツ紙記者)
なぜ香取は、そこまでの拒絶を示すのだろうか? かつては、尊敬する人物として木村を慕っていたというが……。
「木村が独立から残留に意見を変えなければ、SMAPは全員“円満退社”できそうだったという背景があるようです。記事によると、当初はジャニーズ側も飯島氏と5人の独立を半ば了承していて、準備が進められていたとのこと。そのなかで、独立後もSMAPの売り上げやギャラの一部を、ジャニーズ側に収めることで話がついていたそうです。これはいわば“上納金”で、一般社会では考え難い、芸能界ならではの制度といえますが、こうして取り分を決めることで独立後もSMAPは円滑に芸能活動を行えることになっていたわけです」(同)
ジャニー喜多川社長も、SMAPの“解散”こそ必死で食い止めようとしていたが、“独立”に関しては、なかば認めていたという。
「ところが、話がまとまりかけていた段階で、妻・工藤静香の反対もあって、木村が事務所残留を表明。これによって飯島氏が積み上げてきたプランも消滅した。ジャニーズとしては、メンバーに余計なことを吹き込んだ飯島氏を、これ以上置いておく必要もなくなったのです」(芸能プロ関係者)
こうして、1人退社を余儀なくされた飯島氏。香取は、この結果に大変なショックを受けてしまったようだ。
「香取には、木村さえ意見を変えなければ……という悔しさがあったのでしょう。その不信感から、ついにはグループ解散を主張するようになったと考えられます」(同)
相変わらずジャニーズ御用達メディアは、ジャニーズ事務所側についた木村“だけ”をフォローし続けているが、この状況を覆す手立ては、もう残されていないのだろうか?