芸能
上り調子の日テレに大打撃
「何百ページの台本書き直し」『24時間テレビ』目前、“高畑ショック”で日テレ局内大混乱
2016/08/24 16:15
そして今回高畑は、その日テレが局を挙げて打つ大型番組に泥を塗ってしまった。『24時間テレビ 愛は地球を救う』である。今年の番組パーソナリティの1人であると同時に、NEWS・加藤シゲアキ主演のスペシャルドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』にも出演しているのだ。一件を受けてドラマはすでに代役を立てて再撮を始めており、放送の“お蔵入り”を逃れたNEWSファンはひとまず胸は撫で下ろしていることだろう。だが、それでも日テレのダメージは計り知れない。
「『24時間テレビ』は1年がかりで製作する一大プロジェクト。日テレが大事にしている視聴者層である『ファミリー層』に最も訴求できる2日間なんです。もちろんスポンサー企業にも受けが良い。そんな看板をよりによって直前で汚してしまった。今は局内が大混乱です。スタッフも何百ページとある台本の書き直し作業に追われています」(日テレ関係者)
それでなくても今年の『24時間テレビ』は災難続きだ。
「若手のディレクター、プロデューサーは毎年の“お涙頂戴”テイストに反対するも、上層部に押し切られて旧態依然とした番組方針が続いています。さらには番組内でオリエンタルラジオのダンスネタ『PERFECT HUMAN』をダウン症の子どもたちが踊るという企画が予告で流されるや、一部視聴者からクレームが殺到。今年の『24時間テレビ』は、もう呪われているとしか言いようがない」(前出・日テレ関係者)
そんな不運な『24時間テレビ』、今回のサブタイトルは「愛~これが私の生きる道」。だが自らの欲望に打ち勝てず、あらぬ道に進んでしまった高畑の一件があった今となっては、むなしく響くばかりである。
(後藤港)
最終更新:2016/08/24 16:17