「痴漢を吹聴してた」高畑裕太容疑者の関係者が明かす、過去の“異常行動”と“素顔”
高畑裕太容疑者が23日、群馬県高崎市内のビジネスホテルの女性従業員に性的暴行を加え、ケガをさせたとして、逮捕されたことが発覚した。スタッフらと酒を飲んだ後、「歯ブラシを持ってきてほしい」と女性従業員を部屋に呼び出し、犯行に及んだといい、高畑容疑者は「女性を見て欲求を抑えきれなかった」と容疑を認め、取り調べにも淡々と答えているという。
NHK朝ドラ『まれ』出演で知名度が急上昇、高畑淳子の息子としても話題を呼び、最近ではバラエティにも引っ張りだこだった高畑容疑者。その現場評は、「すこぶるよかった」(テレビ局関係者)という。
「礼儀正しく、横柄な態度を取ることもないし、上下関係もしっかりしている。周囲の人から愛される存在で、ミスをしても、どこか憎めないところがあるタレントです。今後さらに露出を増やしていくと思っていただけに、テレビ局関係者の間からは、『なぜ彼が……』といった声が出ていますよ」(同)
しかしその一方で、「いつか何か事件を起こすのではないかと思っていました」と語るのは、高畑容疑者を10代の頃から知るという関係者だ。
「高畑くんは、『女性を見て欲求を抑えきれなかった』と言っているそうですが、確かにその通りなのかもしれません。女癖が悪いと有名で、セフレがいたことや、ファンに手を出したこともあったと聞きますが、それ以上に衝撃だったのが、彼が『短いスカートをはいた女の子を、気がついたら触っていたことがあった』『バレて騒ぎになりそうだったから逃げた』と、ポロリと明かしたこと。そういったことが過去に何度かあるような口ぶりで、正直あ然としてしまいました。計画的に行うとか、酒癖が悪いとかではなく、彼には、自分でも制御できない欲求のようなものがあるんじゃないかと不安を感じていました」(前出・高畑の関係者)
さらに高畑容疑者の問題行動は、痴漢だけに留まらなかったようだ。
「路上に停めてあった鍵のついていない自転車に勝手に乗り、トラブルになった……という話も、共通の関係者の間でうわさになっていました。テレビに出だしていた頃だったので、発覚したら仕事に影響が出ることは本人も重々わかっていたはず。なのに、やってしまう。今回の逮捕を聞いたとき、『彼は病院へ行った方がいい』と思いました」(同)
「病院へ」とまで訴える裏には、高畑容疑者の人となりが関係しているという。
「問題行動があったのは確かですが、困った人を見るとすぐ手を差し伸べる優しい奴、義理堅い奴というイメージもあるんです。二面性があるというか。もしかしたら、お母さんがそういった問題児的部分をフォローし続けていたのかもしれませんね」(同)
高畑容疑者は、27~28日放送の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、パーソナリティーを務める予定だったが、すでに公式サイトからは名前が削除され、出演予定だった同番組内放送のドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』の撮り直しも決定した。ほかにも『仰げば尊し』(TBS系)など、出演中のドラマがあり、各局対応に追われている状況で、「今後テレビから姿を消すだろう」(前出・テレビ局関係者)との声もある。
関係各所に甚大な損害をかける大事件を起こしてしまった高畑容疑者。今後世間に対して、直接謝罪の言葉を口にする機会はあるのだろうか?