「SMAP幻の新曲」をさんま暴露――事務所は“ベストアルバム”で損失補てん画策?
SMAP解散をめぐって、明石家さんまが20日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)にて、本来であればTBSのリオ五輪テーマソングは「SMAPの新曲になる予定だった」と明かした。
実際に、TBSのリオ五輪テーマソングに採用されたのは、SMAPが2006年にリリースした「ありがとう」だったが、さんまによると「ほんまはテーマソングが25周年シングルやってんから。それが、新曲出せないから。(その代わりが)『ありがとう』やから」といい、解散や分裂騒動がなければ、新曲がリリースされていたと暴露したのだ。
「レコード会社やテレビ局のごく一部関係者の間では、SMAPが活動休止するという話とともに『極秘レコーディング説』が浮上していました。分裂騒動でメンバー間の関係は悪化したものの、活動休止前に新曲だけはリリースし、コンサートや『NHK紅白歌合戦』出場への足がかりを作っておきたいと、事務所は考えたのでしょう。ところが、この話も7月に入った辺りから雲行きが怪しくなり始め、実際には活動休止どころか解散を発表するという、最悪の展開になってしまいました」(テレビ局関係者)
こうして、リオ五輪テーマソングである25周年記念シングルは、完全に幻となってしまったようだ。
「それでも、ジャニーズ事務所やレコード会社は、200億円とも300億円ともいわれるSMAP解散による損失を補てんすべく、ベストアルバムの発売を決めたようです。しかし、現在の世論を考えると“不買運動”が起こってもおかしくない。現在、購買運動が盛んな『世界に一つだけの花』とは打って変わって、ベストアルバムの売り上げはなかなか伸びないのではないでしょうか」(同)
SMAPのラストCDは、昨年9月の「Otherside/愛が止まるまでは」となってしまう可能性もあるが、果たして新たなCDはリリースされるのか? 続報が待たれる。