SMAP、解散から発表まで“4カ月”の意味とは? 「心変わりしてほしい」ジャニー社長の希望か
SMAPの解散発表をめぐり、メンバーの今後や事務所の対応に注目が集まる中、「ジャニーズ事務所は、なぜ14日に発表したのか?」に世間の関心が寄せられている。お盆休みやリオ五輪開催中とあって、解散が話題になりにくい時期を選んだという見方が一般的だが、ジャニーズ関係者は「ジャニー喜多川社長の意向も関係しています」と証言する。
1月から世間を騒がせ続けたSMAPだが、このタイミングでの解散発表は誰も予想していなかっただろう。
「事務所としては、お茶の間がリオ五輪に熱中している中ならば、『話題がSMAPに集中しない』と踏んだのでしょう。また、翌日曜日には、芸能ニュースを取り上げる番組が少ないこと、また週刊誌がお盆休みであることも、14日に決定した理由だったと考えられます」(テレビ局関係者)
しかし、当初は14日ではなく15日の発表の可能性も高かったという。
「ジャニーズはもともと、8月中にSMAPの活動休止を発表する方向で調整していた。それが解散に一転したわけですが、発表の候補日程には、15日が浮上していました。しかし、その際にジャニー社長が『15日は終戦記念日。そんな日に発表するのは不謹慎だ』と強く主張したため、14日に前倒しになったようです。もし15日に発表していたら、SMAPも批判の的になっていたでしょうし、そういった意味でジャニー社長は、彼らを守りたかったのかもしれませんね」(同)
さらに解散を12月31日に設定したのも、ジャニー社長のSMAPへの愛情が垣間見えるという。
「発表から実際の解散までに4カ月もうけたのは、『その間にメンバーが前向きな姿勢に変わってくれれば……』というジャニーさんの希望があるからではないでしょうか。ジャニーさんは5月にスポーツ紙記者の前に立ち、『SMAPの解散は絶対にない』と断言していましたし、もはやメンバー以上にグループの存続を希望しているのでは」(同)
解散までの月日を、メンバーはどのように過ごすのか? これからのジャニー社長の動向にも注目が集まる。