木村拓哉、SMAP解散で大ダメージ……「ジャニーズ内出世報道」のウラ側
解散発表で注目の的となっているSMAPだが、一般人ですら心配しているのが、今後のメンバーの行方だろう。今後SMAP内で、当初からジャニーズ残留を表明していた木村拓哉と、その他メンバーの格差が浮き彫りになるといった報道も出ている中、17日発売の「週刊新潮」(新潮社)が、フジテレビの亀山千広社長の誕生会に木村だけが招かれたと報じている。
同誌によれば、亀山社長の誕生会が行われたのは6月21日。会場となった東京・赤坂の老舗洋食店には、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長の姿もあったという。
「フジとジャニーズの癒着は周知の事実で、ジュリー社長が出席するのは当然のことですが……そこに同席していたのがTOKIO・長瀬智也と、SMAPからは木村だけだったということから、ジャニーズ内部で彼がいかに優遇されているかがわかるという記事でした。木村はこれまで、月9ドラマ『ロングバケーション』や『Beautiful Life ~ふたりでいた日々~』など何作もヒットを飛ばし、同局に貢献しているだけに、亀山社長からも気に入られているそう。しかし、ほかのメンバーも、20年にわたって『SMAP×SMAP』に出演し、フジの看板番組を支えてきました」(スポーツ紙記者)
同誌はそのほか、騒動を通じて木村とそれ以外のメンバーの間に生じた亀裂が修復されなかったことを伝えている。
「もしこれが事実だとしても、木村はジャニーズや大手テレビ局の幹部の寵愛を得ている。また、今後は木村自身がジャニーズ事務所の役員候補に名を連ねるともいわれています。しかし、業界内でも、上層部ではなく、現場に近い人たちからは、木村に対して厳しい目が向けられているんです」(テレビ局関係者)
出世コースが確定したように見える木村に対して、テレビ局関係者は「これから歩む道のりは、険しいものとなるはず」と指摘する。
「出世だ何だと言われていても、やはりタレントの一番の武器は“イメージ”。一連の騒動で、世間に浸透した“木村=裏切り者”という印象はCM出演に悪影響だし、ドラマや映画での役どころも限られてくる。そもそもSMAPの営業は、独立騒動で退社した元チーフマネジャー・飯島三智氏のパイプで成り立っていたわけですから、各局とも現状、木村にオファーが出せる状況でさえありません。そう考えると、木村も解散騒動でかなり辛酸をなめることとなりますね」(同)
日本全土に衝撃を走らせたSMAP解散劇は、誰1人として幸せにしない結果となりそうだ。