SMAP、『紅白』がラストステージ説は「可能性限りなく低い」
8月14日、SMAPが今年いっぱいでの解散を発表した。グループとしての最後の1日となるのは、12月31日であると断言されたことで、ネット上では「最後のステージは『紅白』か?」と話題になっている。
今年1月、SMAPの分裂・解散報道が明るみになったことで、恒例の『NHK紅白歌合戦』への出場も絶望視されていたSMAP。解散発表を受け、ジャニーズ事務所に直接取材を行った4日付のスポーツ各紙は、『紅白』出場に関して、バラバラの見解を報じている。
「ある社が『出場は100%ない』と断定すれば、別の社は『ラストステージ』と期待を持たせるなど、さまざまな報道が出ています。こうまで言い分が食い違っているのは、結局のところジャニーズ事務所サイドも、現状『紅白』出場について“ハッキリとわかっていない”ということでしょう」(レコード会社関係者)
ジャニーズ事務所からすれば、国民的番組である『紅白』で、有終の美を飾ってほしいという気持ちはあるだろう。また、リオ五輪中継を中断してまで速報ニュースを流したNHKとしても、SMAPのラストステージは、『紅白』のこれ以上ない目玉となると期待しているはずだ。
「実際問題として、世間からは『紅白』に出るのであれば、解散コンサートをすべきという声が出るでしょうね。ただ、メンバー間の溝が表面化してしまった今、SMAPがコンサートを行えるとは到底思えない。そう考えると、周囲には出場を希望している人が多数いるものの、現状『紅白』出場の可能性は限りなく低い、というところなのでは」(同)
なお、『紅白』の選考や出場オファーが開始する時期は、「およそ8月下旬から9月上旬にかけて、所属事務所やレコード会社にNHKから打診があります。ただその時点ではあくまで内定で、ほかのビッグアーティストの出場が決まった場合、落選してしまうアーティストもいます。SMAPの場合、たとえ放送直前でもOKが出れば、NHKはなんとしてでも出演枠を確保することでしょうが」(同)という。
今年の『紅白』を含めて、果たして今後5人が公の場で一堂に会する機会は訪れるのだろうか?