“日曜朝10時対決”松本人志『ワイドナショー』VS爆問『サンデージャポン』100名に人気調査
1週間のニュースをゆっくりと振り返るのにちょうどいい“日曜午前10時”。現在、同時間には、『ワイドナショー』(フジテレビ系)と『サンデー・ジャポン』(TBS系)という2つの情報番組が放送中だ。『ワイドナショー』は、2014年に終了した『笑っていいとも! 増刊号』の後番組としてスタート。メインMCに東野幸治、レギュラーコメンテーターにダウンタウン・松本人志という布陣で、人気を博している。一方『サンデー・ジャポン』は、01年から放送されている長寿番組。爆笑問題が司会を務め、“サンジャポ”の愛称で親しまれている。そこで今回はこの2番組を比較し、「日曜朝10時の情報番組、どちらを支持する?」というアンケートを実施した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:男女年齢不問/有効回答数:100)。
『ワイドナショー』(フジテレビ系)公式サイトより
結果は『ワイドナショー』が54票、『サンデー・ジャポン』は46票と、僅差ながら『ワイドナショー』支持者が上回った。『ワイドナショー』を支持する理由としては、
「『ダウンタウンのごっつええ感じ』の頃からのダウンタウンファンなので支持したいと思います」(30代/男性/会社員)
「ダウンタウン、特に松ちゃんが大好きなので。朝から松ちゃんの声が聞けるなんて幸せ」(20代/女性/自由業・フリーランス)
「松ちゃんは面白いし、ズケズケと正論を語るので聞いていて気持ちいいです」(30代/女性/専業主婦)
「ダウンタウン松本さんの言葉は的を射ていて、納得できるものだから」(20代/女性/学生)
と、松本を支持する人からの声が多く見られた。ネット上では「全盛期の輝きはもうない」「オワコン芸人」といった声も少なくないが、熱心なファンは『ワイドナショー』での松本の鋭いコメントを楽しみにしているようだ。
また、「『サンデー・ジャポン』はうるさい、軽いゴシップ芸能ばかりで飽きる。『ワイドナショー』は芸人さんが多いが、しっかり自分の意見を言っているし内容も幅広い」(30代/男性/会社員)、「新感覚で、さまざまな話題や人物を取り上げているので、興味深いから」(60代/女性/専業主婦)、「『サンデー・ジャポン』の方はゴシップや芸能に偏りすぎな印象があるので」(30代/男性/自営業・個人事業主)など、ゴシップだけではなく、さまざまな内容を取り上げ議論している点も好評。さらには、「軽く笑いの要素も入ってはいますが、記者目線、視聴者目線、また高校生ゲストと、さまざまな立場から個人の見解を述べる番組は、見ていて非常に面白いと思います」(40代/男性/無職)と、ゲストコメンテーターにますだおかだ・岡田圭右の娘で現役女子高生の岡田結実など、他番組にはあまり見られないキャスティングをしている点も支持されていた。
次に『サンデー・ジャポン』を支持する理由としては、
「爆笑問題さんが好きだからです。いつも思い切った発言があって、見ていてスカッとします」(20代/女性/会社員)
「爆笑問題の面白くてキレのあるコメントが好きなので」(20代/女性/パート・アルバイト)
「爆笑問題のMCが面白いから。気楽に見られてエンターテインメント性が高いと思います」(20代/女性/学生)
「番組云々よりもMCの爆笑問題のトークが上手で好きだからです」(40代/女性/専業主婦)
と、MC・爆笑問題を支持する声が上がった。問題発言として取り上げられることもあるが、それだけ切れ味鋭い太田光のコメントに注目して番組を見ている視聴者は多いようだ。
ほかにも、「昔からよく見ていた番組なので自然とこちらを見ることが多く、選びました」(20代/女性/学生)、「歴史がある番組なので見慣れている。内容はどっちもどっちだと思う」(40代/男性/会社員)、「息が長い番組で内容に信頼性がある。松ちゃんの番組もたまに見てますよ」(30代/男性/会社員)との意見も。長年続いているということは、それだけで信頼につながっているのだろう。
アンケートの結果としては、『ワイドナショー』が『サンデー・ジャポン』を追い抜いた形になったが、視聴率においては『サンデー・ジャポン』が優勢。しかし今年2月には、『ワイドナショー』が『サンジャポ』をわずか0.1%差まで追い詰めたこともあった。『ワイドナショー』が数字でも追い抜く日は遠くないのかもしれない。