さすが女王マライア! レストランで入店から退店まで強制的に持ち歌を流させる
この店は、予約を取るのも困難だとされている超高級レストラン。値段も高く、ノンストップでマライアの曲が流されることに激怒する客がいてもおかしくはない。しかし、相手は、会費500ポンド(約6万7,000円)のファン交流会イベントで、突然「キス&ハグは禁止」と突き放しても許されてしまう、世界的ディーヴァ。自分の歌声を流してくれるレストランに大満足したのか、その夜のマライアは愛想を振りまき、ほかの客との写真撮影にまで応じるなど、終始ご機嫌だったとのこと。そんな彼女の曲を止めろと言える者は、誰もいなかったようだ。
それだけではない。「Page Six」いわく、「お付きの者が“もっとアップテンポな曲を流してくれ!”と店員に向かって怒鳴ると、マライアの『Fantasy』が流れだし、レストランにいたみんなが盛り上がった」という。目撃者は、「マライアは、ものすごいカリスマ性を放っていた」「店には事前にマライアのプレイリストが手渡されていたようだ」とコメント。自分の曲で高級レストランをジャックできるのは、良くも悪くもマライアぐらいだろう。
この報道に、ネット上では、「店にマライアの曲を流すようにリクエストしたのは、ジェームズに違いない」という意見が多数上がった。マライアの機嫌を損ないたくないから、婚前契約は結ばないと報じられているほど、熱狂的にマライアを愛するジェームズのこと。多めのチップと共にレストランに頼むことぐらい、朝飯前だろう。
ちなみに、マライアが料理をすることはないとされている。彼女は昨年、コメディ動画専門サイト「Funny Or Die」で、手術用手袋をはめてスナック菓子でパイを作る動画を披露しているが、その手つきは演技だとは思えないほどひどいものだった。今年6月にインタビューを受けた際にも、「スーパーになんて行かないわ。ライトが最悪だから」「スーパーの蛍光灯の光って本当にひどい。そう思わない?」と発言し、世間をあぜんとさせた。マライアやジェームズほどの大金持ちの場合、お抱えシェフがいたり、有名レストランのシェフを自宅に呼んで料理させたりと、外に出なくても一流の料理が楽しめる。きっと自宅でもマライアの曲が流れっぱなしなのだろう。
ジェームズとの結婚式について「私たちは、別に大きな式じゃなくてもいいんだけど、現実にはそうもいかないでしょ?」と語るマライア。式でも彼女の曲ばかり流れるのではと皮肉る声が上がっているが、友人の歌手がパフォーマンスする以外は、本当に彼女の曲がじゃんじゃん流される可能性大である。