『めちゃイケ』山本圭壱復活回“11.9%”にネット呆然! 「切り札なのに低すぎ」「これが限界」
7月30日に放送された『めちゃ×2イケてるッ! 夏休み宿題スペシャル』(フジテレビ系)で、極楽とんぼの山本圭壱が約10年ぶりに番組に登場した。淫行騒動で姿を消した山本の再登場は話題を集め、平均視聴率11.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録したものの、「切り札出した割には低すぎない?」といった声が噴出している。
番組では、山本と番組メンバーが10年ぶりに再会する様子が放送された。山本が笑顔で挨拶をしながら登場すると、ナインティナインの2人が違和感を表明して、番組は微妙な雰囲気に。しかし岡村隆史から反省や謝罪の気持ちが伝わらないと説教された山本は、あらためて反省の態度を見せ、淫行騒動に関しても「申し訳ございませんでした」と土下座をして謝罪。さらに山本はその後、相方の加藤浩次と共に、自分を支えてくれた後輩たちや謝罪の機会を作ってくれたスタッフたち、視聴者にも頭を下げた。そして番組の最後には、加藤から「ライブからやろう」「一から地道にやろう、そこからまた考えよう」と、全国を懺悔して回るライブツアーを持ちかけられていた。
「山本が涙ながらに謝罪したり、共演者たちが感情をあらわに説教するシーンに心を動かされた視聴者からは『思わず泣いてしまった……』『加藤が本気で山本に説教してるのが泣ける』といった声が上がりました。しかしその一方、冷めた反応も多く『フジテレビは、視聴者チョロイと思ってるだろうな』『これで芸能界復帰は甘すぎる』など、否定的な声も少なくなかったです」(芸能ライター)
賛否両論を巻き起こしたその日の放送は、第1部(午後6時30分~7時)の視聴率が7.8%、第2部(午後7時~9時)の視聴率が11.9%を記録。これは1月9日に放送された『めちゃイケ20周年の今年はサルの年とさせていただきますSP』と同じ数字で、同番組の今年最高タイとなる数字だった。
「山本復活回の前までは、3週連続5%台だったため、2倍の視聴率を稼いだことにはなりますが、ネット上では、『話題性のわりに視聴率が低すぎる』と言われています。山本が10年ぶりに登場するという“切り札”を使っても、今年の最高視聴率を超えられていないのは、確かに物足りない。かつて視聴率2ケタはもちろん、20%超えも珍しくなかった同番組の現状には『さすがに低すぎて引いてる』『これが今のめちゃイケの限界』『今年最高が11.9%って時点で終わってる』『やっぱり打ち切りかもね』という呆然とした声が相次いでいます」(同)
山本という“切り札”が、視聴率的に不発に終わった『めちゃイケ』。今後さらに視聴率が低迷しなければよいのだが……。