KinKi Kids新曲、発売3日で15万枚超! SMAPファンも“20周年購買運動”に協力のワケ
KinKi Kidsの新曲「薔薇と太陽」(7月20日発売)が発売初日に11.9万枚を売り上げ、オリコンデイリーランキング首位に初登場した。1997年7月21日にCDデビューした彼らは20周年イヤーに突入したばかり。人気の衰えを感じさせるどころか、早くも発売3日で前作の初動売り上げを上回った。
同曲はTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉が作詞作曲を手掛け、昭和の歌謡曲のムードとロックが融合したようなメロディーラインが特徴的。テレビ番組などでは、堂本剛がギターを演奏し、堂本光一がソロでダンスするという、それぞれの持ち味を生かしたパフォーマンスがファンの間で話題になっている。
前述のように発売初日は11.9万枚を売り上げ、デイリーランキング1位を獲得。昨年11月発売の前作「夢を見れば傷つくこともある」の初日売り上げは8.4万枚だったため、今作はおよそ3.5万枚も上回る好スタートを切った。さらに、翌日以降も3.3万枚(20日付)、約1.5万枚(21日付)を記録し、前作の初動売り上げ15.5万枚をすでに突破している。
新曲が順調に売り上げを伸ばす中、KinKi Kidsファンの間では98年4月に発売され、93万枚を売り上げた「ジェットコースター・ロマンス」の購買運動が盛り上がっている。これは、KinKi Kidsのデビュー20周年をお祝いするための企画で、Twitterでは「#ジェロマミリオン大作戦」というハッシュタグがファンの間で流行中。惜しくもミリオンを逃した同曲を購入し、20周年でミリオンセラーに導くことを目的としているという。
「KinKi Kidsのファンはもちろん、最近ではSMAPのファンもこの運動に協力する人が増えているようです。SMAPは今年がまさにデビュー25周年のアニバーサリーイヤーながら、解散騒動でお祝いムードとは程遠い状態。しかし、KinKi Kidsの2人が、新曲のプロモーションで登場した雑誌のインタビューで“直属の先輩”としてSMAPへの尊敬の念を明かしており、そのことに多くのSMAPファンが感謝しているんです。先日は中居正広が司会を務める『音楽の日』(TBS系、16日放送)でKinKi Kidsと中居が仲良さそうに絡む場面もあり、Twitterには『薔薇と太陽』や『ジェットコースター・ロマンス』を『購入した』というSMAPファンの報告が見受けられます」(ジャニーズに詳しい記者)
また、KinKi Kidsは7月中旬に20周年イヤー特設オフィシャルサイトをオープン。サイト上には「20」の文字に光一のメンバーカラー・赤と剛のカラー・青の“K”が絡み合っているロゴがあり、ファンからは「キンキのロゴ、過去最高にかっこいい」「赤と青が動脈と静脈のようで、キンキの世界観にハマってる」などと、高評価を得ている。
今後は9月から11月にかけて日本武道館や宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナなどをまわるアリーナツアーを開催するKinKi Kids。来年7月の20周年に向け、メンバーやファンにとってもハッピーな1年となりそうだ。