嵐・二宮和也、関ジャニ∞・大倉忠義……“適齢期ジャニーズ”の結婚を妨げるもの
結婚適齢期アイドルが星の数ほどいる“ジャニーズ王国”に結婚ラッシュが巻き起こりそうな気配がする。事務所は否定していたが、“1グループ1人”という都市伝説は、TOKIOの国分太一(41)が、山口達也(44)に続き、昨年9月に元TBSの女性社員と結婚したことで“ウソ”だったことがわかった。
そしてこの国分の結婚を境に、ジャニーズ事務所には“電撃結婚の波が起こる”と予想したメディアも多かった。しかし現実はゼロ。追随する人は出ていない。1人ではなく、グループで活動しているため、もし結婚したいと思っても「仲間に迷惑をかける」「グループ全体の人気が下がるかもしれない」と危惧してしまうのではないだろうか。そのため、ジャニーズタレントは、熱愛報道が出るとすぐに別れてしまう。そのまま静かに交際を続行するというカップルは少ないようだ。
そんな中、アイドルグループから2人の熱愛報道が飛び出した。1人は嵐・二宮和也(33)だ。2歳年上のフリーアナウンサーの伊藤綾子(35)が、二宮のマンションに自由に出入りし、マンションの裏口から買い物や仕事場に出かける様子を女性週刊誌「女性セブン」(小学館)にキャッチされた。2011年、伊藤がレギュラーを務める『news every.』(日本テレビ系)に、二宮が出演したことで知り合い、その2年後、『VS嵐』(フジテレビ系)共演し、2人は急接近したという。
しかしこの報道は、スポーツ紙では一行も記事にならず、「何日も張り込んだ記事なのに、どこも後追いをしてくれない」と、「セブン」の担当記者は嘆いていた。スポーツ紙記者は、「記事が出たときには、すでに終わっていた恋だから報じなかった」と説明するが、違和感を覚える。かつて、二宮と佐々木希(28)の熱愛が発覚したとき、スポーツ紙は一面を割いて報じていたのに……。
関ジャニ∞の大倉忠義(31)も、吉高由里子(27)との熱愛が、写真週刊誌「フライデー」(講談社)に報じられた。タイトルは「吉高由里子の恋は止まらない! 『関ジャニ∞』大倉忠義の自宅に通い愛」だ。
吉高と言えば、一昨年『花子とアン』(NHK)に出演する直前、RADWIMPSのボーカル、野田洋次郎(31)との恋のウワサがささやかれていたが、その交際も昨年春には終わっていたようだ。こちらの熱愛報道は、小さな記事だったがスポーツ紙を飾った。本来ならば、芸能面のトップニュースだと思うが、この扱いの小ささにはビックリ。ジャニーズが圧力をかけたのかもしれない。
ほかにも、SMAP・草なぎ剛(42)や嵐・松本潤(32)、Kis‐My‐Ft2・藤ケ谷太輔(29)など、名前を出したらきりがないほど、適齢期タレントの熱愛報道が相次いでいる。“今年こそ、決める”というアイドルが出てきてほしいものだが……。
石川敏男(いしかわ・としお)
昭和21年11月10日生まれ。東京都出身。『ザ・ワイド』(日本テレビ系)の芸能デスク兼芸能リポーターとして活躍、現在は読売テレビ『す・またん』に出演中。 松竹宣伝部、『女性セブン』(小学館)『週刊女性』(主婦と生活社)の芸能記者から芸能レポーターへと転身。