二階堂ふみ、『ぐるナイ』『笑コラ』バラエティ進出の業界評! 「タブー多い」「腫れ物扱い」
映画を中心に活動する女優の二階堂ふみ。そんな彼女が今年に入り、バラエティ番組に積極的に出演している。1月に『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の人気企画『ゴチになります!』新レギュラーに決定し、7月は『笑ってコラえて!』(同)のスワンボート企画に挑戦することが決まるなど、新境地を開拓している。
「彼女がバラエティー展開をするようになったのは、『ゴチになります!』新レギュラーになった際に発言した通り“知名度を広めたい”のが理由なのですが、その背景には、ある女優が存在しています」(バラエティー番組スタッフ)
二階堂の同世代では、小松菜奈や橋本愛、森川葵などがいるが、それら若手女優の活躍に刺激されて……と思いきや、二階堂が意識しているのは、ネット上で「似ている」「そっくり」などと指摘される宮崎あおいだという。
「街中はもちろん、業界関係者にも宮崎と間違えられることが多いそうで、それがすごくショックだったみたいですね。“宮崎あおいと間違われないように名を売る。宮崎はバラエティに出ないから、バラエティで活躍して名前を覚えてもらう”と、事務所に直談判して仕事を増やしてもらっているとか」(同)
これだけなら、ガッツのある若手女優と好意的な評判が上がってきそうだが、現場スタッフの間では厄介な存在になっているという。
「宮崎と共演NGになっているのはもちろん、宮崎の名前を出すのもNG。さらに“○○さんに似ているね”という会話も禁止と事務所から言われているので、バラエティーの現場では“イジりづらい……”と腫れ物扱いになっていますね」(テレビ局社員)
しかし、一方で「ヘタなグラビアアイドルよりも使いやすい」という声もあるようだ。
「“○○に似てる”という会話を除けば、人気女優なのに意外と制作サイドの要望を聞いてくれるので評価する声も多いです。知名度を広めるために腹をくくってバラエティに出ていますから、プライドや要望ばかりが高いグラドルより、よほどやりやすい。逆に言うと、どんだけ宮崎をライバル視しているんだ……という感じもしますが(苦笑)」(同)
しかし、気概をもって出演した『ゴチになります!』放送後、「宮崎あおいかと思った!」など、ネット上では勘違いしたという人が続出。二階堂が女優業に専念する日はまだまだ先になりそうだ。