ローラは「タメ口が嫌」、ドリカムは「不倫略奪」“実は苦手”な好感度女性タレントランキング
すぐに人気が移り変わっていく、競争の激しい女性タレントの世界。好感度の高いポジションを一度獲得できたとしても、思わぬ反感が潜んでいるかもしれない。そこで今回は、2016年2月発表の「タレントイメージ調査結果」(ビデオリサーチ調べ)のトップ10を元に、男女100名にアンケートを行い、「実は苦手な『好感度女性タレント』は?」を調査した。(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:男女年齢不問/有効回答数:100)。
自由に振る舞うふりは大変だろうに
1位に輝いたのは、24票を集めたローラ。自由奔放なキャラクターと美しいスタイルで人気を集め、バラエティ番組やファッション雑誌などで大活躍中だが、
「明るくて元気で可愛いのですが、誰にでもタメ口使うのは大人げないと思うので」(30代/女性/専業主婦)
「タメ口で非常識な態度が大嫌いで、ローラがテレビに出ると、チャンネルを変えます」(60代/女性/パート・アルバイト)
「先輩芸能人に対して平気でタメ口を使ったり、いつもやりたい放題なのが嫌だからです」(20代/女性/学生)
「なんとなく得体が知れない感じがする。作った感じのタメ口キャラが苦手」(40代/女性/専業主婦)
など、ローラの大きな特徴であるタメ口が苦手という声が続出した。また、「しゃべり方に違和感があって、行動が自由すぎるので好きではない」(20代/男性/学生)、「しゃべり方が好きではない。本当はそうでないかもしれませんが、バカっぽく見えてしまいます」(30代/女性/専業主婦)と、タメ口だけでなく話し方そのものが苦手という意見も。そのほか「お父さんの事件があってから、ローラにも元気がないし、いろいろな芸人さんとウワサがあるようなので、だんだん好きでなくなりました」(40代/女性/専業主婦)、「人気に伴う嫉妬だと思います。天然キャラのままなら許されたけど、父親の犯罪により悪く思う人が続出して、毒舌タメ口をよく思わない人が増えたのでは」(20代/女性/専業主婦)といった声も見られた。
続く2位には、12票を獲得した浅田真央がランクイン。数々の世界大会で優勝を収めるなど、輝かしい経歴を持つ現役フィギュアスケート選手の浅田だが、
「何となくメディアに出すぎな気がする。報道陣も報道陣だと思うけど」(20代/女性/学生)
「よくバラエティで見かけますが、タレントではないため、面白みに欠けると思います」(40代/女性/会社員)
「そもそもスケート選手であってタレントではない。スケートに関係のないCMに出ているのも、違うと思います」(20代/女性/専業主婦)
と、タレント業への疑問の声が集まった。「スケートに興味がなく、可愛いと持ち上げられているのも理解できない」(20代/男性/パート・アルバイト)という声もあり、スケートに関心がない人にとっては、タレントとしての魅力がわからないようだ。
そして3位になったのは、10票を集めた女優の綾瀬はるか。近年も『海街diary』や『高台家の人々』といった映画に主演するなど活躍中の綾瀬だが、「普段のキャラクターが天然すぎて、見ていて何だかめんどくさいです」(30代/女性/専業主婦)、「すごく可愛くて好きではあるが、話すと天然すぎるような印象があるから」(40代/女性/専業主婦)、「天然なところが、わざと作っている感じがするので苦手です」(40代/女性/パート・アルバイト)など、バラエティ番組などで見せる“天然すぎる”キャラクターが反感を買っている。
また、歌手のDREAMS COME TRUEも10票を獲得して同着3位になった。「ドリカムの曲はパワフル過ぎるし、吉田美和さんも音楽と同様に明るすぎて苦手です」(30代/女性/会社員)、「前向きすぎる方だからです。歌詞が前向きな曲が多いと聞きますが、そこまで同じテンションでいられないからです」(20代/女性/無職)など、曲と同様に明るいキャラクターのボーカル・吉田美和が苦手という声が多く上がっている。それに加えて「どうしても不倫のイメージが拭えません。なぜ責められないのか不思議です」(30代/女性/専業主婦)、「結婚のアレコレが気にかかります。そのために、歌もあまり聞かなくなりました」(40代/女性/自由業・フリーランス)と、吉田の不倫略奪関連の話題がいまだに尾を引いている。
同じく3位になったのが、今年デビュー10周年を迎えた歌手の“いきものがかり”。「歌がヘタだし、毎回同じような曲に感じられて、飽きてしまって以来苦手」(20代/男性/学生)、「歌も顔もぱっとしない。ずっと変わらなすぎて面白くないかな」(30代/女性/専業主婦)、「歌があまり好きではないです。どの曲も同じような感じに聞こえます」(40代/女性/専業主婦)といった声が集まった。
さらに、女優の篠原涼子にも10票が入り、3位にランクイン。「天使のブラ」シリーズ のCMに出演したり、俳優・江口洋介との“密会”が報じられたりと話題が尽きない篠原には、「少し意識過剰な面があるかなと思う。あと意外とぶりっ子(笑)」(40代/女性/契約・派遣社員)、「なんとなく自分で自分をイイ女だと思っているように見えます」(50代/男性/無職)と、自意識過剰なイメージへの反感が。
それ以下の順位には、8票を獲得した北川景子が7位にランクインした。今年1月に歌手のDAIGOと結婚し、公私ともに順風満帆そうな北川だが、「美人過ぎて、わがままで性格がきつそうなイメージがあり、ちょっと苦手です」(50代/女性/パート・アルバイト)、「性格がきつそうな感じがする。本当は穏やかかもしれないが」(20代/女性/会社員)、「テレビで結婚記者会見を見ていて、気が強い女性に見えてしまい、以前より苦手になってしまいました」(30代/女性/自営業)と、見た目の印象からか、気の強そうな性格が苦手だという人が多いようだ。
そして8位になったのは、6票を集めた天海祐希。実力派女優として女性人気も高い天海だが、「ちょっと高圧的な印象があって、言動や行動がどうも目に付きます」(30代/男性/自由業・フリーランス)、「完璧すぎて近寄りがたそう。もし上司だったらミスした時にすごく恐そうだから」(30代/女性/専業主婦)とこちらも“強い女性”のイメージが苦手だという声が上がっている。
8位以下には吉永小百合と杏がランクインして、同数の5票を獲得している。70代になっても若々しい姿で活躍する女優・歌手の吉永には「高齢の特徴であるしわや頬の弛みをごまかすために、強い照明を当てる姿が痛々しいため」(30代/男性/会社員)、「ちょっと若作りがすぎるかなあと思うことがあります。老いに任せることも必要だと思います」(30代/男性/自営業)といった声、モデルで女優の杏には「なんとなく顔が妖怪みたいで、個人的にあまり好きではないですね」(40代/女性/パート・アルバイト)、「正直、顔が苦手。親の顔とダブって見えてしまうことがある。役者としては好きです」(30代/男性/会社員)と、顔が苦手だという元も子もない意見が。
今回のアンケートでは全体的に票が散らばっていて、どのタレントも苦手意識を持たれていることがわかる結果に。とはいえ、ローラだけは2位に2倍以上の票差をつけて突出している。それだけ勢いがあって注目されているということなのかもしれないが、その分、もしスキャンダルが起こったときには、大きく炎上してしまいそうだ。