『時をかける少女』初回9.4%の2ケタ割れ! 視聴者困惑させた「開始3分のトンデモ展開」
7月クールの新連続ドラマ『時をかける少女』(日本テレビ系)の第1話が9日に放送され、視聴率が9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、1ケタスタートだったことがわかった。
『時をかける少女』といえば、1983年に原田知世主演の映画が大ヒット。その後何度も映画化され、2006年公開のアニメ映画も多くの熱狂的なファンを生み出した。今回の連ドラでは、主人公の芳山未羽を黒島結菜、その幼なじみである深町翔平をSexyZone・菊池風磨、浅倉吾朗を竹内涼真というフレッシュな面々が演じるということもあり、放送前から大きな注目を集めていたが……。
「フタを開けてみれば、視聴率は1ケタという厳しいスタート。日テレ看板枠の1つである土曜午後9時ドラマ枠としては、物足りない数字でした。福士蒼汰と土屋太鳳という人気の若手を迎えたものの、全話視聴率平均7.9%の大爆死だった前クール『お迎えデス。』も、初回は10.3%と2ケタだっただけに、それを下回るスタートには不安が募りますね」(芸能ライター)
初回放送を見た視聴者からは「オープニング曲が流れるまでの3分で脱落した」という人が続出。ドラマはまず、未羽の「夏って嫌い」という長い独白から始まり、それにかぶせて、タイムリープしてきた未来人たちが登場したものの、早速「未来に帰れない」展開に。さらに、未羽が学校で謎の薬品を嗅いで倒れるシーンまでが3分間に詰め込まれている。「同作の大まかなストーリーを知っている視聴者以外には、理解不能な始まり方だった」(同)といい、ネット上にも「開始3分で置いてきぼり、もう話についていけない(笑)」「意味不明なんだけど……」「すでにB級感が漂ってる」「ひどいな、これ、チャンネル変えました」など、視聴を断念したという声が多く上がった。
「とはいえ、中には『役者が若いからフレッシュでいいね!』『いかにも青春って感じが、「時をかける少女」っぽい』など好意的な反応もあります。視聴率こそ低かったものの、現状の評判は賛否両論といったところでしょうか」(同)
初回から苦戦を強いられている『時をかける少女』だが、放送は全5話を予定している。残り4話で挽回できるのか、それともこのまま低迷が続いてしまうのか……要チェックだ。