キングコング・西野亮廣、「芸人引退」騒動……ネット以上に残酷な「芸人仲間の本音」
お笑いコンビのキングコング・西野亮廣が28日、自身のブログで芸人を引退し、絵本作家に転身すると宣言したことで、ネット上では呆れた声が相次いでいる。
きっかけは、西野が出演した27日深夜放送のバラエティ番組『EXD44』(テレビ朝日系)。SNS上でいつも西野に対し、批判をぶつけてくるユーザーと対面し、「絵本を描くことに腹が立つ」と意見され、最終的に「芸人辞めます。絵本作家になります」と口にしたのだ。
また西野は、ブログでも「たけしサンが映画監督するのは良くて、又吉君が小説を書くのは良くて…キングコング西野が絵本を出版するのはダメ。もしかして、俺…ただ、嫌われてるだけじゃね?」と心境を吐露している。
ネット上では、こうした西野の発言に対し、「話題作りでしょ」「やってることが寒い」「宣言しなくていいから、勝手にどうぞ」などと猛バッシングが起こっているが、それ以上に冷ややかなのは、芸人仲間のようだ。
「前も、そんなことありませんでしたっけ(笑)? 本気で言ってるわけじゃないと思いますよ。というか、芸人は西野さんの発言は特別気にしないです(笑)。炎上が恐いので、関わりたくないですし……」(芸人仲間)
なお、相方の梶原雄太はTwitterで「この度相方が絵本作家になりました。解散はしません。解散する時は芸人とか絵本作家とかの肩書きではなく漫才をやめる時です」と冷静にコメント。この対応について芸能記者は「これまで西野の尻拭いをしてきた相方らしい対応」と話す。
そんな西野は、引退宣言の翌29日、「絵本作家を引退させていただきます」と発表。ブログでは、以前から行っている「パインアメ」をファンや一般人に配布する企画「パインアメのオッチャン」について、製造元のパイン株式会社から感謝状と「特命配布主任を命ずる」との辞令を受けたことを報告し、「絵本作家とは一日でおサラバ。今日から俺の肩書きは特命配布主任だ!!」とまたまた転向を宣言した。炎上芸人として人気復活を試みているのかもしれないが、西野の一人芝居に付き合う者はどこにもいないのかもしれない……。