「若くしてデビューした後輩」Hey!SayJUMPを槍玉に上げるA.B.C-Z・河合郁人の未熟さ
今回ツッコませていただくのは、6月28日放送分『Good Time Music』(TBS系)で披露されたA.B.C-Zのトーク。
「A.B.C-Zのここが苦労人」というフリで嫌な予感はしたのだが、河合郁人の口から語られたのは、予想通りアノ話だった。バックダンサーとして200曲以上を担当したと言う河合は、こう続ける。
「先輩のは良いんですけど、Hey!Say!JUMPもやったことあります」
そこでMCのAmi(E-girls、Dream)が「それはどういう気持ちでやるんですか」と聞き、MCの及川光博がツッコみ、笑いが起こった後、塚田遼一は「悔しいですね! いつか自分として立ちたいっていう」と笑顔で言った。ここには悲壮感なんて全然ない。なにしろ今をトキめく塚ちゃんだ。にもかかわらず、及川は塚田の笑顔に「彼女(Ami)の笑顔と種類が違う。滲むものがある。哀愁を感じる」と勝手に不憫がっていた。
そして、「苦節13年A.B.C-Z哀愁エピソード」として紹介されたのが、「後輩が先にデビュー」というものだった。大袈裟に次長課長の河本準一が悲しみをこらえる表情で「同情するやろ……後輩が先にデビューって」と茶化すと、河合が続ける。
「Hey!Say!JUMP全員年下で、後輩で、デビューするって全然知らなかったんですよ。何にも俺ら、聞いてなくて。テレビ見たらHeySay!JUMPの子たちがデビューしてて、これはヤバいと思って相当焦りましたね」
さらに河合はこんなエピソードを披露する。
「Hey!Say!JUMPのデビューコンサートと、その翌年のコンサートの前説を僕がやって。2年連続で後輩の前説っていうのは今まで記録にないと思うんですけど」
「最初煽って『盛り上がってるかーっ』って。Hey!Say!JUMPのコンサートで昭和の奴が『盛り上がってるか』って言っても、そんな盛り上がらないんですよ」
「最後に『OK、それじゃ、Hey!Say!JUMP!』ってHey!Say!JUMPが出てきたら、静かにハケる」
それに対して河本が、「でも、Hey!Say!JUMPの方々も先輩に前説をやってもらってるっていう、ねえ」と言うと、河合は「いや! アイツら結構堂々と出てきましたから」ときっぱり否定。そして一同爆笑という「お約束」がきっちり行われたのだった。