前田敦子、“月9最低ヒロイン”藤原さくらに惨敗!? 連ドラ主題歌セールスで明暗くっきり
誰がこんな状況を予想し得たか――? 4月期に連続ドラマの主題歌を歌った前田敦子と藤原さくらが、まさに明暗をくっきり分ける事態となっている。しかも“明”は、元AKB48のセンター・前田ではなく、新人の藤原の方なのだから、世の中わからぬものだ。
前田はTBS系深夜ドラマ『毒島ゆり子のせきらら日記』で主演し、主題歌「Selfish」などを収録した同名タイトルのファーストアルバムを、ソロデビュー5周年記念日となる6月22日にリリースした。同日付のオリコン「デイリーCDアルバムランキング」では7位に入り、23日付は9位、24日付は7位、25日付は8位とトップ10にランクインしたが、その勢いもここまで。26日付では12位に下落し、27日付でも11位と、トップ10圏外になった。ドラマはすでに終了しているだけに、ここからの巻き返しは難しそうだ。
一方、フジテレビ系連続ドラマ『ラヴソング』(福山雅治主演)で、ヒロインに抜擢された無名のシンガーソングライター・藤原さくらは、主題歌「Soup」を、メジャー・ファーストシングルとして、8日にリリース。
同ドラマは平均視聴率8.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で、フジ月9ドラマ史上ワーストを更新したが、「Soup」の売れ行きは好調のようだ。同「デイリーCDシングルランキング」では、グングン順位が上昇。25日付では2位まで上がり、26日付、27日付は両日共4位と上位をキープ。同「週間CDシングルランキング」では20日付(6日~12日)、27日付(13日~19日)ともに4位と大健闘した。福山が作詞・作曲した曲で、ハクが付いた感もあるが、歌っているのが無名シンガーだった藤原ということを考えれば、この売れ行きは上出来といえるだろう。
前田はドラマで過激なセクシーシーンに挑んだが、深夜帯とあって視聴率は2~3%台。体当たり演技もむなしく、アルバムの売り上げは伸び悩んでいる。逆に、藤原は低視聴率ドラマだったとはいえ、天下の福山の相手役を務めたことで名を上げ、CDのセールスも好調。アルバムとシングルでカ買うの違いもあり、一概に言えない部分もあるが、2人はくっきり明暗を分けてしまったようだ。
(森田英雄)