福山雅治『ラヴソング』月9最低8.5%! ベッドシーンもボロクソで「アンチ増やしただけ」!?
今月13日、福山雅治主演ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)の最終回が放送され、視聴率は9.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。
『ラヴソング』の視聴率は初回10.6%、その後、第2話から第5話までは8~9%を推移していたが、第6話、第7話は6.8%と自己最低を記録。第8話は7.4%、第9話は8.0%、第10話は9.3%(最終回)とわずかに回復したが、全話平均視聴率は8.5%で、月9史上最低を更新した。前クールの有村架純&高良健吾主演『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が全話平均9.7%で、月9史上最低となったものの、あっという間にその不名誉な記録を塗り返してしまったのだ。
最終回のストーリーは、喉の手術が無事成功した佐野さくら(藤原さくら)が、神代広平(福山)や、佐野に想いを寄せる天野空一(菅田将暉)に何も告げず、引っ越しをして姿を消してしまう。神代は気持ちを汲み取り、佐野を探さず、音楽の仕事を再び始めようと決意。それから2年後、神代は路上ライブをしている佐野を目撃するが、その横で空一がライブを盛り上げている姿を見て、声をかけることもなくその場を去っていった、という展開だった。
この終わり方には、「感動した」「切ないけどなんか素敵」といった声もあるが、圧倒的に多いのが「不完全燃焼」「すごいすっきりしない最終回」「中途半端すぎるだろ」といった意見だ。
「佐野はずっと神代に好意を抱いていたため、『最終回で2人がくっつくはず』と期待をしていた視聴者も多かったようですが、結局何もナシ。そのため、ハッピーエンドを望むファンから批判の声が噴出しているんです。『「ラヴソング」というタイトルなのに、このラストはない』『全然ラヴではなかった』など、タイトルと内容が矛盾しているといった指摘も多数上がっています」(同)
しかし放送前は、47歳の福山と、20歳の藤原の恋愛物語という点について、「さすがに無理がある」「年の差がありすぎる」「ロリコンかよ」とブーイングが巻き起こっていただけに、この最後の展開に、「叩かれたから、こういう終わり方にしたのかな」という声も出ている。
「結局、くっついてもくっつかなくても、どちらにしろ批判は避けられなかったのではないでしょうか。福山にとって『ラヴソング』は、彼自身の時代の終わりを象徴するような結果となってしまいました。初回ではベッドシーンまで披露したのに、ネット上では『もうおじさんの体』『女性向けのサービスシーンかもしれないけど、別に見たくない』などとボロクソにいわれてしまい、ただアンチを増やしただけでした。10月には、映画『SCOOP!』で主演を務めますが、こちらの動員も不安視されています」(同)
アミューズとしては、“終わった”福山を生贄に、“新人”藤原の名を売れたので満足しているのかもしれないが、再び福山が、世間をあっと言わせてくれることに期待したい。