ファンキー加藤の「W不倫謝罪会見」、現場のマスコミから「あり得ない!」の声上がったワケ
ファンキー加藤が7日、「週刊女性」(主婦と生活社)に報じられたW不倫に関して、マスコミ各社に向けて会見を開いた。同誌では、加藤がアンタッチャブル・柴田英嗣の元妻とW不倫の関係となった挙げ句、妊娠させてしまったことまで赤裸々に報じられていた。
会見が開かれたのは7日午前11時、都内・世田谷区のレコーディングスタジオだったという。
「前日夜、加藤が所属するドリーミュージックから問い合わせが入った全ての社に、一軒一軒電話連絡がありました。ベッキーとの不倫騒動を起こした、同じくミュージシャンのゲスの極み乙女。・川谷絵音の所属事務所は、『担当者不在』などといって、マスコミの問い合わせをたらい回しにした挙げ句、表立った謝罪対応も一切なかった。今回加藤に関しては、まさに“誠意ある対応”だったと思います」(テレビ局関係者)
加藤は、ファンのため、あえて自ら説明することを希望し、会見に臨んだという。
「加藤は開口一番『記事に書いてあることは全て事実』として、真っ向から取材陣の質問を受ける姿勢をみせたため、正直詰めかけたマスコミ陣は、彼に好印象を持ったと思います。通常、こうしたケースでは『全てではないが』『間違いもある』などと言い繕うものですが、加藤は『自分が悪かった』ことを強調するためか、反論は一切行わなかった。『週女』では、元妻との間の子どものDNA鑑定を行うとされていましたが、この部分は誤りで鑑定は行わないことが明らかになっています。それでも『記事は全て正しい』とは、なかなか言えるものではありません。いい意味で、『こんな謝罪会見はなかなかない』『普通あり得ない、驚いた』と語るマスコミ関係者もいました」(芸能レポーター)
川谷は「週刊文春」(文藝春秋)の電話取材に「謝れって言うけど世間の誰に謝ればいいの? 内輪での話だからみんな関係ないじゃん」と話したことが話題となったが、「加藤がしたことは許されるべきことではないが、川谷と比較すると謝罪の仕方はまっとうですよ」(同)と評価する。
「元マネジャーである加藤の妻は、何のコメントも出していませんが、その対応も騒動収束にプラスに働いています。乙武洋匡氏の不倫が発覚した際は、妻もマスコミ宛のFAXにコメントを出し、『なぜ妻が謝る必要があるんだ』などとネット上で大バッシングされましたからね……加藤の妻が、現時点で離婚を選ばないのは、『まだ子どもが小さいから』『離婚することで、金銭的に苦しくなるから』など、さまざまな理由が考えられますが、とにかく加藤夫妻の対応は、最善策だったのではないでしょうか」(同)
近年の不倫騒動は、発覚後の当事者の対応次第で、さらなる炎上が巻き起こることもあった。経緯はどうあれ加藤の行った謝罪会見には、各マスコミ関係者も舌を巻いてしまったようだ。