ベッキーやファンキー加藤よりゲス!? 不倫で大幅イメージダウンした海外セレブ
■シエナ・ミラー
サラサラのブロンドヘアに吸い込まれそうな青い瞳、陶器のような透き通る肌。品のある美女だと、2000年代前半に世界中で人気を集めたシエナ・ミラー。モデルとして活躍した後、女優に転向した彼女は、映画『アルフィー』(04)で共演した俳優ジュード・ロウと交際を開始。当時、ジュードは最初の妻で女優のサディ・フロストとの離婚話で忙しかったが、シエナが離れないようにと大奮闘。無事に離婚が成立した直後、シエナにプロポーズした。
こうして婚約した2人を世間は「美男美女カップルの誕生」と祝福。シエナはジュードの子どもたちとも仲が良く、挙式間近だというウワサが頻繁に流れるようになった。が、ジュードが過去に子どもたちのナニーと浮気していたことが発覚。「ジュードはテクニシャンで、想像を絶するような激しいセックスをした」と暴露され、シエナは別れを決意した。その後、一度は復縁したものの信じることができず決別。「シエナ=美しすぎる悲劇のヒロイン」と同情された。
そんなシエナが08年、「最低最悪な悲劇のヒロイン」と叩かれるハメに。妻子持ちの大富豪バルサザール・ゲティと、不倫旅行先のイタリアのリゾートでトップレスのままキスしている姿がパパラッチされてしまったからだ。「かわいそうな女だと同情してたのに!」と主婦を中心に大バッシングされるようになったシエナは、パパラッチに追いかけ回され、ガソリンスタンドでヒステリックに泣きわめき、メルトダウン。「マスコミに追いかけ回されるのはもううんざり」と叫んだが、「追いかけ回されるような悪いことをしているからだろう」とますます叩かれ、「悪女」扱いされるようになってしまった。
その後、不倫を後悔していると謝罪し、11年に俳優トム・スターリッジの子を産んで落ち着いたかに見えたが、14年には、ジュードのナニー浮気騒動中にシエナも映画『レイヤー・ケーキ』で共演したダニエル・クレイグと浮気してたことが発覚。世の女性から敵視される存在となってしまった。
■ケルシー・グラマー
『そりゃないぜ!? フレイジャー』という人気コメディで国民的俳優となったケルシー・グラマー(61)。喜劇俳優で髪も薄いが、長身でよく見るとハンサム。演技派俳優だと幅広い層からの人気を集めた。そんなケルシーはこれまで、ダンスのインストラクター、メイクアップスタイリスト、ストリッパーと結婚・離婚を経験。97年に男性誌「プレイボーイ」でモデルをしていたカミール・ドナタッチと結婚し、カミールは代理母が産んだ2人の子どもの育児に忙しい日々を送っていた。
10年、ケルシーはニューヨークのブロードウェイに出演することに。カミールは同行したがったが、ケルシーは「ビバリーヒルズの裕福な妻たちの日常を追うリアリティ番組が制作されるから、君も出たら?」と彼女に出演契約させ、1人でニューヨークでの長期滞在を開始。カミールは「夫がすすめてくれた仕事だから」と頑張ったものの、次第に「長く離れていることで夫婦仲が悪くなっているように感じる」と落ち込むように。それでも、夫に喜んでもらおうと必死に頑張るカミールを、世間は応援していた。
が、間もなくして、ケルシーはニューヨークで26歳年下のフライトアテンダントと不倫生活を満喫していることが発覚。カミールが邪魔だったので、リアリティ番組をすすめたことが明確になり、ケルシーは大バッシングを受けるようになった。愛人がいるとも知らずに「夫の愛を取り戻さないと!」「私もいけないし」と頑張っていたカミールは、ケルシーの愛人の存在を共通の友人から知らされ、びっくり。夫から電話で「もう君との結婚は続けられない」と告げられ、思わず泣くと「いいかげん、大人になってくれ」と最後までひどい扱いを受けていたことが明かし、世間はケルシーを「最低な中年男」という目で見るようになった。
ケルシーはカミールとの離婚成立直後、すぐにフライトアテンダントと結婚。「実は流産していた。つらかった」と公表したが、世間は冷ややか。その後、2人の子どもが産まれたが、主婦層を中心にケルシーへのバッシングは続いており、主演した新作コメディの視聴率も低迷。すぐに放送が打ち切られるハメになった。