ベッキーやファンキー加藤よりゲス!? 不倫で大幅イメージダウンした海外セレブ
今年に入ってから、幾度となく「ゲス不倫」報道に沸いた日本。イメージで売っている芸能人にとって、不倫の代償はとてつもなく大きい。仕事がなくなるだけでなく、世間からの激しいバッシングを受けることになるからだ。不倫が大きなイメージダウンになるのは、欧米でも同じこと。キリスト教徒にとって不倫は「姦淫」であり、モラルに反するだけでなく、神の教えに背くこと。罪深い存在になってしまうのだ。今回は、日本におけるベッキーやファンキー加藤のように、「不倫がバレてイメージダウンしたセレブたち」を紹介しよう。
■クリステン・スチュワート
女子高生とヴァンパイアの禁断の愛を描いた大ヒット映画『トワイライト』シリーズ。同作で、ヴァンパイア役のロバート・パティンソンと交際していたのが、女子高生役のクリステン・スチュワートだ。映画には「トワイタード」と呼ばれる熱狂的なファンが大勢おり、彼女たちは2人を「ロブステン」と呼び、交際を応援。映画のように2人が結ばれることを激しく妄想してきた。
しかし2012年、クリステンはロバートとトワイタードを裏切る行為をしてしまう。出演した映画『スノーホワイト』の監督ルパート・サンダースとイチャついているところをパパラッチされ、あっさりと不倫を認めてしまったのだ。ロバートと世間に向けて謝罪声明を発表したクリステンに、トワイタードは「合成写真だと信じてたのに!」「裏切られた!」と大激怒。YouTubeに泣き叫ぶ動画を投稿するなど、不倫騒動は異様な方向へと展開していった。クリステンは、世間から攻撃されることよりも、ロバートに突き放されたことがなにより堪えたようで、どうにかして復縁できないかと必死。間もなくして復縁したが、一度失った信頼を取り戻すことはできず、最終的には破局してしまった。
トワイタードから「絶対に許さない」と拒絶され、不倫女というレッテルを貼られてしまったクリステン。ここ数年は女性と恋愛するようになり、男性からは離れている。
■タイガー・ウッズ
黒人の父、アジア人の母を持つプロゴルファー、タイガー・ウッズは、アメリカのマイノリティにとってヒーロー的存在だった。史上2人目となるトリプルグランドスラムを達成するなど、数々の輝かしい記録を樹立。獲得賞金額も1億ドルを突破し、スポンサー企業からも引く手あまたで、04年に結婚した相手はスウェーデン出身のファッションモデル、エリン・ノルデグレン。07年6月に長女、09年2月には長男が誕生し、超勝ち組だと羨望の眼差しを向けられていた。
しかし、09年末にクラブ勤務の白人ホステスとの不倫が報じられ、激怒したエリンが車に乗るタイガー目がけてゴルフクラブを振り下ろし、焦ったタイガーが車を急発進させ電柱にぶつかるという自損事故を起こす。タイガーの愛人は19人もいたことが判明したり、愛人に「妻にバレた! 妻から電話いったらよろしく」という留守電を公開されたり、浮気相手に至っては120人を超えていたと報じられたり。それもウェイトレスからポルノ女優までと幅広く手を出していたと伝えれ、世間はドン引き。スポンサーの手前、しぶしぶ開いた謝罪会見では、「不倫が間違ったことだとは気づいていた。しかし、私にはこの一般的なルールが当てはまるとは思っていなかった」と反省の色はゼロ。「これは異常。セックス中毒だろう」「病気」だと冷たい目で見られるようになった。
タイガーの不倫騒動に、多くの黒人女性が「黒人男性は成功すると白人女性と付き合い、上流白人社会の中で暮らすようになる。そんなことしてるからこういう目に遭う」と厳しく批判。結局、タイガーはエリンに7億ドル5,000万ドル(約800億円)という破格の慰謝料を払い、離婚。その後、交際した相手も白人美女のリンゼイ・ボン(アルペンスキー選手)だったため、世間は「またか」と呆れ気味。そのリンゼイとも昨年に破局しており、現在はケガを乗り越え、劇的なカムバックを狙い、ゴルフに集中していると伝えられている。