話題の中心は「学歴」!? 小学校の「オヤジの会」で他のパパについていけず……
そもそもオレは「オヤジの会」の活動内容をよく知らないまま入会したので、会の最中に代表の方が隣に来てくれて説明してくれました。「『オヤジの会』は、発足して今年で5年目です。活動内容は、夏休み期間中に校舎を借りて、お化け屋敷や花火大会などを行います。毎年夏休み終了間近になると、『新学期に学校に行きたくない!』という子がいるので、学校に来てもらってイベントに参加してもらい、学校のことを思い出してもらうことが目的です。その他は不定期で飲み会やってます」ということでした。お化け屋敷と花火大会はいいね! このイベントはぜひココも参加させよう!
そしてその後、隣のパパが話しかけてきて、突然「『オヤジの会』のパパたちは、実はみなさん高学歴なんですよ」と言い出した。「あそこに座ってる方は実は東大卒の弁護士で、あっちの方は慶大卒の会社重役ですね!」と、他人の学歴を自慢してるじゃないですか! 「あと、芸能関係のパパも多いです。あちらのパパは音楽系の仕事していて、ミュージシャンや歌手の友達が多いと言ってましたね。すごいですよね!」と大はしゃぎ。このパパが人をすごいと判断する基準が、「学歴」と「芸能人と友達」だということがよくわかりました。オレはそのパパに、「ところでどんなお仕事を?」と聞くと「病院の薬剤師です」とのこと。
このパパは学歴学歴言うのですが、オレには一切聞いてこない! どういうこと? もしかしてオレは外見で「絶対、大学出てない」「低学歴」と思われてたんだろうか。まったく腑に落ちない! 確かに両手に指輪10個以上付けていて、見た目はチャラいのかもしれないけどさ。学歴で盛り上がってるのであれば、オレにも聞いてくれ! ま、聞かれても高卒なんだけどね。
そして話は睡眠時間のことになり、「朝何時に起きてるんですか?」と聞かれたので、「だいたい6時か6時半ですね」と答えると、「早い! そんなに早く起きて、なにしてるんですか?」と矢継ぎ早に質問が! 「朝はだいたい読書してますよ」と答えると、「ええ? 本読むんですか? 朝から? 仕事に行く前だからビジネス書ですか! 勉強熱心ですねえ」と、勝手にビジネス書だと決めつけられた! そもそも「本を読む」=「ビジネス書」という発想に純粋に驚きました。
オレは2時間ほどいましたが、「オヤジの会」のパパたちのノリにまったくついて行けずに撃沈……。会計後、「ではおつかれです!」とそそくさと帰ってきました。幼稚園時代のパパ飲み会はかなり楽しかったし、今後も続けていく予定なんだけど、オヤジの会の飲み会はどうしたもんか……。イベントの打ち合わせなどの会合には出席するつもりですが、飲み会はちょっと考えることにしよう!