嫁姑問題にDV疑惑……1週間で泥沼となったジョニデの離婚騒動タイムライン
■5月27日 アンバーがジョニーに対する接近禁止命令を申請/獲得
この日、右頬に痛々しい傷痕をつけたアンバーが裁判所に出向き、ジョニーに家庭内暴力(DV)を振るわれたとして、接近禁止命令を申請・獲得した。裁判所に提出された書類には、「4年前にジョニーと交際を始めてからというもの、絶え間なく暴言と暴力を浴びせられ続けてきた」「ジョニーは、長年にわたるアルコールと薬物乱用の過去があることで知られている」「今も薬物乱用という問題を抱えている」「5月21日、口論になった際、ジョニーに携帯電話で顔を殴られた」と記載。殴られた直後に撮影した顔の傷痕、壊された携帯電話のフレームなどの写真も提出した。
また、アンバーは「ジョニーは短気。このままでは殺されるかもしれない」とも主張。裁判官は、この申請を認め、ジョニーに対して「アンバーから91メートル以上離れること」「ロサンゼルスのダウンタウンに所持するマンションを、アンバー1人だけに使わせること」「アンバーの愛犬にも近づかないこと」を命じた。なお、アンバーはジョニーに対して「一時的な配偶者手当」を払うようにも求めていたが、裁判官はその必要はないとの判断を下した。
この日、裁判所に出入りするアンバーは無表情で、口を閉ざし、カメラの前では終始冷静でいた。だが、帰りに車に乗り込んだ瞬間、大号泣。このパパラッチ写真とジョニーに殴られた直後だという写真はメディアで大々的に報じられ、アンバーに同情する声が上がるようになった。ジョニーの弁護士ローラは、「離婚申請報道によりアンバーのイメージがダウンしたから、回復するために起こしたもの」「DVだと訴えることで、大金をせしめようとしている」とし、ジョニーはDVなどしていないという声明を出した。
ちなみに米大手芸能サイト「People」は、ロサンゼルス市警に取材をし、「21日に通報を受けて現場に駆けつけたが、犯罪が起きているような形跡はなにもなかった」「到着した時、ジョニーは家にはいなかった。アンバーも警察に届けは出さないと言った。事件の形跡もまったくないため、警察官はそのまま立ち去った」というコメントを入手。だが、アンバーの関係者は「あの時は怖くて、届けを出すことなんてできなかった」「ジョニーはアンバーが接近禁止命令を申請すると知り、金を払うからやめてくれ、とも言っていた」と弁解。ネット上では、「DVは、アンバーのでっち上げなのでは?」と疑問視する向きが強い。
■5月28日 アンバー、ジョニーのDVはコカインと酒のせいと主張
「TMZ」は、「アンバーは、15カ月間の結婚生活の中で、ジョニーがしらふだったことはほとんどなかったと言っている。映画を撮影している時以外は、常にハイな状態だった」「撮影中は、シェフとトレーナーを雇い、断薬・断酒していた。でも、撮影が終わるとまたドラッグ、酒浸りに戻っていた」というアンバーの関係者の話を紹介。27日に裁判所に提出された書類にも、アンバーの意見として「私との関係の中で、ジョニーは誇大妄想、攻撃性を増長させていった。薬物乱用も、ひどくなっていった」「DVを受けた時もハイで泥酔状態だった」と記されている。
確かにジョニーは、12歳で酒を、14歳でドラッグを始めたと公言している。最近では、酔っぱらったまま授賞式のスピーチを行ったと話題になったこともある。酒だけでなく、ドラッグもやっているとしたら、錯乱状態になり、暴力を振るうこともあるのかもしれない。しかし、ジョニーの最初の妻ロリ・アン・アリソンは、「ジョニーは、とても穏やかな人。犬を我が子のようにかわいがる、心優しい人」と主張した。