松嶋菜々子、主演ドラマのキャストを“総取っ換え”!? 動機は「低迷フジへの不信感」?
現在、松下奈緒が主演する『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)を放送する木曜午後10時枠で、7月期は松嶋菜々子が『営業部長 吉良奈津子』で3年ぶりに連ドラ主演することが、20日に発表された。間もなく収録も開始されるというが、フジは業界関係者にも発表直前まで、「主演:松嶋菜々子」という一行情報しかオープンにしていなかったという。その裏側を探ると――。
松嶋の連ドラ主演は、2013年の『救命病棟24時』(同)以来となる。『吉良奈津子』に関しては、今年初めには同枠で松嶋が主演することのみ決定していたものの、5月を過ぎても企画自体が不透明なままだったそうだ。
「それもそのはず。あまりに情報が出回らないので不審に思って調べていくと、なんと企画やキャスティングが、一度ほぼ白紙化していたんです。撮影は6月の頭から始まるというのに、白紙になったのは5月上旬というから、完全な異常事態ですよ」(制作会社関係者)
同枠に出演予定で、あらかじめスケジュールを押さえていたという、あるタレントの所属する芸能プロ幹部は、この事態に怒り心頭のようだ。
「うちのタレントは、他局からのオファーを蹴って準備していたのに、いきなりの降板。こんな仕打ちはあり得ない。そこでフジ関係者に詰め寄ったところ、全ては松嶋サイドの要望だというんです。本人や事務所から『この企画では出られない』と物言いがあり、キャストを含めて総取っ換えとなったそうですが、いくら主演女優とはいえ、ほかのプロダクションにまで迷惑が及ぶことに、何も感じないのでしょうか」
現在放送中の福山雅治主演『ラヴソング』(同)は、16日放送で月9史上最低値の平均視聴率6.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。フジの低迷が、世間にさらに印象付けられてしまった。
「現在のフジの惨状に鑑みて、松嶋サイドが焦りを覚え、企画に難色を示したというのは、理解できなくもないですが……。少なくともウチは今後、松嶋さんとは共演NGとさせていただきます」(前出・芸能プロ幹部)
多大なる犠牲を払うこととなった『吉良奈津子』だが、果たして松嶋はどれほどの視聴率を記録することができるだろうか?