ベッキー、『金スマ』での号泣謝罪は「成功」! ネットは「最も悪いのはゲス川谷」の論調に
ゲスの極み乙女。川谷絵音との不倫騒動で活動を休止していたベッキーが、13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、104日ぶりにテレビ出演を果たした。番組冒頭、SMAP・中居正広とツーショットでトークを行うシーンが約6分間放送され、ナレーションで、これは4月30日に撮影したものであること、そしてベッキーはその2日後の5月1日に、川谷の元妻と2人で会い、謝罪をしたことが説明された。また、「(川谷の元妻が)謝罪を受け付けてくれるまで放送はしないと」いう約束で、当日の収録は行われたという。
その後番組は、ベッキー以外の番組レギュラー陣が参加する、恒例のロケ企画「ひとり農業」へと移り、中居らが田植えや収穫をする様子が放送された。再びベッキーが登場したのは、放送開始から約25分後。収穫した野菜で料理を作るところから、同ロケに途中参加し、視聴者や関係者に「この度は私事で申し訳ございませんでした」と謝罪。中居は「俺もジタバタしてたけど」と、SMAP分裂騒動を絡めて、ベッキーを茶化していた。
そして番組後半、中居とベッキーの2人きりでのトークが放送された。中居は「ウソは言ってほしくない」と約束させた上で、騒動について深く突っ込んでいった。ベッキーは川谷を“男性”と表現し、固有名詞は一切出さなかったが、謹慎中に何がつらかったと問われると「こういう恋愛ができないかな、と思い描いたものと現実が違ったこと」などと話し、以前記者会見で強調していた“友人関係”を撤回。「奥様がいる男性が好きになってしまって、その奥様を深く傷つけてしまいました」と謝罪した。
すでに川谷への気持ちは一切ないというベッキーだが、それでも「正直報道が落ち着いたら、何カ月後かにまた出会って恋が始まるかな……という思いもありました。ただ、奥様の気持ちを知って、自分の罪の重さを知って、これはダメだと」と、当時の心情を吐露していた。
「当初は川谷の元妻への謝罪と、言い訳に徹していたベッキーですが、中居がそれをうまく崩していった印象です。『正式には付き合っていない』という主張に『旅行に行って、付き合ってないっていうのは通用しないんじゃないか』と疑問をぶつけ、ベッキーから『不倫だと思います』という言葉を引き出したり、流出したLINEのやりとりが本当だったこと、また暗にですが肉体関係があったこと、そして川谷への好意を認めさせるなど、真実を“吐かせた”のではないでしょうか。ベッキーは途中から涙を流していましたが、それも中居の言葉に感情が揺さぶられたからかもしれません」(テレビ局関係者)
ネット上では、ベッキーの謝罪に対して、賛否両論が巻き起こっている。「今話していることを最初に言ってれば、世間の印象はまた違ったかもしれないのに」「恋は脳を麻痺させるから」といったベッキーを擁護する声もあれば、「泣いたのがあざとかった」「『私が私が!』感はやっぱりすごかった」といった否定的な声もある。
「それでも、批判が噴出する流れにならなかっただけでも、ベッキー側は胸をなで下ろしているかもしれません。中でも注目すべきは、『ベッキーも最低だけど、もっと最低なのは川谷』『どうして川谷は謝罪しないの?』といった声が多数見受けられることです。 “一番の悪いのは川谷”という風潮に持って行けたという意味では、賛否両論こそあれど、放送としては“成功”といえるでしょう」(同)
「可能であれば」とことわりながら、テレビ復帰への思いを口にしていたベッキー。放送前、テレビ局関係者は、ベッキーの起用について「『金スマ』次第」と語る者も多かったが、果たしてベッキーは本格的に復帰できるのだろうか? 週明けに発表される視聴率を含めて注目したい。