Hey!Say!JUMP・中島裕翔、主演ドラマに韓国が熱視線! ジャニーズファン大騒ぎのワケ
俳優としても評価を高めているHey!Say!JUMPの中島裕翔が、7月からスタートする連続ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ系)の主演を務めることが発表された。放送時間帯は、3年ぶりに復活した日曜午後9時枠。現在同枠では、芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスがW主演を務める『OUR HOUSE』が放送中だが、視聴率はかなり苦戦している。大きなプレッシャーを抱えて本作品に臨むこととなったであろう中島に、国内外のファンから心配と応援の声が上がっているようだ。
韓国のジャニーズファンが心配していることは、“原作ファンからの不評”だ。というのは、『HOPE』は、2014年に韓国で社会現象を巻き起こしたドラマ『ミセン(末生)』のリメイク作品だからだ。韓国ドラマの王道である恋愛要素をあえて排除し、会社内でのイジメやセクハラ、不正、非正規社員問題など、会社が抱える負の面をリアルに描いた作品で、働く人のみならず全世代の感動と共感を呼び、「今まで見たドラマの中で3本の指に入る作品」「これは自分の話だと思った」などと大絶賛を浴びているのだ。現在、続編シリーズへの期待も高まっている。
それだけに、韓国メディアも「『ミセン』の日本版が成功を収めるかどうか」に興味を示している。しかし、それに対する原作ファンの反応は当然と言うべきか、やや冷たいようだ。
「『ミセン』のファンたちは、何より日本版の主人公がジャニーズということに不満のようです。どちらかというと、ジャニーズ主演作品は多少、幼稚な雰囲気の作品が多いという認識がありますからね。とはいえ、『ミセン』でも主演を務めたのはアイドルグループのZE:Aのメンバーで、中島よりも幼い印象の顔立ちでした。また、主題歌もジャニーズになってしまうのではないかと心配しているようです。韓国版は主題歌や挿入歌全て素晴らしい曲ばかりで、楽曲売り上げランキング上位を総ナメしたぐらいですからね」(韓国芸能関係者)
確かに、SNSでも「彼は主人公に似合わないだろ。“会長の息子”みたいな役が似合いそう」「個人的には、神木隆之介のほうがよかったな」といった反応が見られる。また、韓国版が与えた感動を日本では再現できないだろうという不信の声もあるようだ。あまりにも愛されていたドラマのゆえに、作品に対する愛着やプライドも大きいのだろう。
しかし、韓国のジャニーズファンの間では「大丈夫、すごく似合ってる」「絶対成功するはず。原作とリメイクはまた違うから」と、すっかり応援ムード。もともと演技には定評がある中島だけに、作品に迷惑をかけることはないと信じているようだ。
果たして『HOPE』は、韓国の原作ファンをも黙らせる良作となるか? 7月からの放送が早くも楽しみだ。
(記事協力:S‐KOREA)