フジ・亀山千広社長、来年4月でクビ!? 月9大爆死、『水曜歌謡祭』深夜落ちの「黒歴史」
福山雅治主演の月9ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)が第2話の時点で、視聴率1ケタを記録したことにより、局内で“あるウワサ”が現実味を帯びてきたようだ。フジの低迷が続く中、2013年から新社長となった亀山千広氏の“解任説”がささやかれているという。
「フジは現在、朝の情報番組『ノンストップ!』以降、深夜まで低視聴率が続いている状態で、日によっては全時間帯1ケタということもザラ。安定して2ケタをキープしているのは、もはや『サザエさん』と『痛快TVスカッとジャパン』程度です。バラエティやドラマも含めて1ケタだらけとあって、局内部の人間からでさえ『笑えてくる』という皮肉が聞こえてきます」(スポーツ紙記者)
フジは挽回策として、今年春の改編で、『ごきげんよう』と昼ドラ枠のご長寿番組を打ち切り、日中を全て生放送でつなぐという戦略を打ち出したが、その効果も期待はできないようだ。
「『直撃LIVE グッディ!』『みんなのニュース』の生放送番組は、現状2~3%台。また新しく生放送の番組を増やしたところで、視聴率が目に見えてアップするとは思えません」(同)
亀山社長の“肝いり”といわれてきた番組も、これまでことごとく失敗が続いている。
「特に象徴的だったのが、15年4月スタートの『水曜歌謡祭』。MCに森高千里を口説き落とし、毎回大勢のゲストを出演させる生放送というバブル感満載の番組でしたが、ゴールデン帯であるにもかかわらず、3%台まで視聴率が低迷してしまったんです。そして、なんとたった半年間で番組名変更と放送時間帯も“深夜落ち”。いくら亀山社長の就任以前からフジが低迷していたとしても、ここまで勘定違いをしてしまっては、解任説が浮上するのも当然」(芸能プロ関係者)
ほかにも、亀山社長の“黒歴史”は枚挙に暇がない。EXILE・AKIRA主演の『HEAT』第6話が、テレビ東京を除く民放のゴールデン/プライム帯ドラマでの今世紀最低視聴率2.8%を記録、また“高視聴率女優”として知られた篠原涼子主演の『オトナ女子』も爆死し、さらには日曜ゴールデンの3時間枠『日曜ファミリア』も、ドラマ枠の復活で半年の撤廃となった。
「亀山社長をめぐっては、開局以来初めて営業利益が赤字転落した昨年、一部週刊誌で『風水に影響されてフジ敷地内に噴水を設置した』などと報じられたこともあり、社内外からも“解任論”が噴出したことも。本年度でお役御免という流れも頷けるものです」(同)
もしも社長交代となれば、来年4月、フジにとってはさらなる大変革となるかもしれないが、下げ止まりの気配さえ見えない低迷が、まずは少しでも上向くことを祈るばかりだ。