不倫もセフレもありの韓国版SATC『ロマンスが必要』、でも“おこちゃま感”が拭えない!
A美 『ロマンスが必要』は女というより、やっぱり女子なんですよ。おっさんくさい居酒屋でタラとレバーつまみにやるタラレバ女子会にくらべて、彼女たちの女子会はかわいいですもん。
T子 3人でパックしながらパジャマパーティー。3人のぶっちゃけトークは多少過激だけど、やっぱりキャピキャピ感があるわ。結局リア充の集まりじゃんかよ! って。
A美 1も2も話の中心になる仲良し3人組が、腐れ縁の恋人もしくは幼なじみがいる女、不感症だったり性に潔癖で奥手な女、肉食女なんですもん。どんだけ赤裸々トークしても、3人ともロマンスの渦中にいる恋する乙女なんですよ。
T子 だから少女漫画みたいに、ラブシーンではなくキスシーンでドキドキさせてくれるのかも。
A美 1の1話のキスシーンの合計が100秒って話題になってましたよね。主人公と交際10年目の恋人、ジョンフンとのキス。私あの役好みです。
T子 ボンキュッボンの若い女に浮気する男よ? 超童顔に無精髭はやして出てくるシーンには萌えたけど、私はパス。
A美 尽くしてくれる男より、あのぐらい適当なほうがいいですよー! 火遊びしても、最後は古巣に帰ってくるタイプ。浮気なんて適当に流せばいいんですもん。
T子 それなのにヒロインがキャンキャンうるさくてねー。別れたときのヒステリーがひどかった……。そんなヒロインに恋しちゃうチェ・ジニョク演じるホテルの御曹司! 車の中での彼とのキスシーンよかったなー。
A美 チェ・ジニョクかっこいい! って思いましたね。でも付き合ったら、この男めんどくさいなーって萎えちゃった。嫉妬深すぎ。
T子 でも2のイ・ジヌクみたいに放任主義すぎもつらいよ? 彼を好きでい続けるヒロインの心労も理解できるわ。
A美 イ・ジヌクにも彼女を受け入れられない理由があるじゃないですか。
T子 それがめんどくさいのよ。胸の内を明かさず、1人で悩んじゃうでしょ。
A美 それが彼の美徳ですから。女はなんでも口に出してもらわないと不安だけど、男はそれが理解できないんですって。
T子 私は彼の世界に踏み込んでいこうとしたヒロインの気持ちがわかるなー。私も若い頃だったら同じことしちゃうと思う。
A美 うーん、私はできるだけ放っておいてほしいけどなぁ。
T子 まぁ、不倫も手の内見せない男も、恋をしていない私たちからすれば遠い存在だけどね。
A美 あぁ~、ロマンスがありあまった人生になりたい!
T子 残念だけど、結局一番ロマンスが必要なのは私たちってことね。
A美 私は恋の土俵に上がれるようがんばりますよ! 失恋の癒やし方も学んだので、怖いものなしです!
T子 ウォータープルーフのアイブロウ探しとくわ。